Family7 ページ7
「まず、俺は松野 おそ松!よろしくな!!」
にかっと白い歯を見せたその笑顔からは、マフィアという恐ろしさを感じさせられなかった。
だが、やはりこの中でこいつが一番強く、厄介だ。
「次男の松野 カラ松だ。よろしくな」
……冷静さが見えるが、こいつ強がってるようにも見えるな。
でも、油断はできないな。
「三男の松野 チョロ松。よろしく」
真面目で冷静沈着ってところか……。
侮ると危険だな。
「四男、松野 一松……よろしく」
この男は一番何考えてるのか分からない……。
むしろ怖いし、警戒しとくか。
「あっ、やっと喋れるー?!俺、えっと、1、2、3……五男、松野 十四松!!」
あっけらかんとしているが……こういうタイプは野生の勘とか働きそうだし。
狂犬化しそうだな、そうなると……誰にも止められない残酷なことも平然とやりそうだ。
「僕は六男、末っ子の松野 トド松。よろしくね」
ハッキングした奴か。
私の携帯のセキュリティはどうだったのか分からないが、相当手強そうだ。
「見ての通り、同じ顔だけど個性はあるから!因みに見分け方はこの色違いのワイシャツな!」
「……まあ覚える努力はするよ」
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年中寄りの箱推し - 題名を見て、某パズルゲームの変態魔導士を思い出した俺氏www (2016年2月22日 0時) (レス) id: 13665f03bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彗 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sui12141/
作成日時:2016年1月3日 23時