Family25 ページ25
客間に着いたが、とくに誰もいない。
来る様子もなさそう……。
油断した瞬間、扉が開いた。
すぐに身を潜め、ナイフを構える。
「しっかり歩け!」
「ううっ……」
3人の男、5人の子供……か。
どうやらこの部屋だったようね。
「客間よ」
子供が泣いている隙に、そっと告げる。
『いや……広間だ』
ふと、おかしな発言が聞こえた。
「どういうこと?」
『違うよ、305にも子供が数人……』
「待って、取引場所は一つじゃないの?!」
どうやら作戦はすんなりと上手くいってくれないみたいね。
『連絡遅れてごめん!どうやら3人がいる部屋で合ってるんだけど、変なんだ。取引場所が3つなんて』
トド松くんも不審に思い、様子を見る。
『もしかしてターゲットは僕らに気付いてる……?だとしたら、このままだと危険だよ……!』
ザザッと雑音が入り、トド松くんやみんなの声が聞こえなくなった。
途絶えてしまった……。
ここからは一人でなんとかしないと……!
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年中寄りの箱推し - 題名を見て、某パズルゲームの変態魔導士を思い出した俺氏www (2016年2月22日 0時) (レス) id: 13665f03bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彗 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sui12141/
作成日時:2016年1月3日 23時