【劇場版名探偵コナン】赤井さんの想い人は工藤新一の双子の姉【瞳の中の暗殺者】

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ーーー別室ーーー
風戸「MRI検査の結果、脳に損傷は見られませんでした、やはり、Aさんの記憶喪失は自分を精神的ダメージから救う為のものですね」


小五郎「という事は、Aちゃんをあのホテルへ連れてって、事件を再現してみれば記憶は戻るんじゃ……?」


英理「なに言ってるのよ!思い出したくない記憶を、無理に思い出させる必要はないわ!?」


小五郎「じゃぁ何か？お前はこのままAの記憶が戻らなくても良いって事か!?」


英理「Aちゃんを苦しめるようなやり方に反対なの!?」


風戸「まぁまぁ。無理に思い出させると、脳に異常をきたす恐れもあります」


この部屋の電話が鳴り響いた


風戸「失礼」


風戸が断りを入れてから風戸が受話器を取って耳に当てる


風戸「はい、風戸です」


名前を口にして対応し、少々の間の後、電話してみます、といって一度受話器を耳から離し、右手で受話器をもって左手の人差し指で番号を入力するとまた受話器を耳に持っていく

そんな風戸を視界の端にいれながら、昴は考えていた


昴「(Aが犯人の顔を見ているとしたら、一刻も早く記憶を取り戻して、犯人を捕まえないとAが危険だ…だが、先生の言うように無理に思い出させるのは禁物)」


昴「(Aの安全性を考えると……毛利宅に預けた方が大丈夫だろう、しかし……それだと、Aを近くで守れなくなる)」


風戸「あれ？出ないなぁ……」


どうやら相手が出なかったらしく電話は終了し、元の位置に戻された


風戸「どうも、失礼しました」


風戸とが言い、昴の意識が引き戻されると同時に話が再開する


昴「ごく自然に記憶を取り戻す方法は、無いんですか?」


風戸「うーん………一般的にはリラックスしている時にふっと思い出す事が多いですね」


昴「わかりました」


昴は小五郎たちの方へ顔を向けた

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