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許嫁22 氷鷹北斗side ページ23

それは放課後部活後のこと。

「で、運よく3枚手に入ったんです!」

友也が嬉々として持っているものは演劇科の公演会のチケット。

「変態仮面も一緒なのは少し心配なんですけど…」

「Amazing!運がよければ「演劇科のマドンナ」の演技を観れますねぇ!」

その言葉に俺と友也はピクッとした。

「お二人もご存知でしょう!」

ご存知もなにも…。

俺の方は許嫁で友也の方は従姉弟だからな…。

ただこの変態仮面に話すと厄介になるしそもそも俺は恋愛はNGと言ってもいい身だ。

「そ!そういえば今回は「かぐや姫」らしいですよ!」

「かぐや姫?」

「はい!と言ってもかぐや姫を題材にしたオリジナルの話もあるみたいですけど」

つまりかぐや姫にはこんな話があってもいいんじゃないかと…そんな話だろうか?

「楽しみですねぇ!Amazing!」

「五月蝿いぞ、変態仮面」

あいつは出るんだろうか?

すると友也が「A姉はかぐや姫役らしいですよ」と伝えてきた。

主役…ということか。

あいつは本当にすごいんだな…将来は女優にでもなるのだろうか…。

でもどんなかぐや姫の話なのだろう…。

あいつに聞くのもありなのだろうが楽しみは先にとっておいたほうが…。

……ん?楽しみ?

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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2020年5月27日 17時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:歌菜子 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年4月12日 21時

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