@10/3センラ(くん)に恋する彼女 + 志麻 ページ29
「それで、プレゼント渡してないの？」
呆れたような口調。
普通の一般市民ならまだしも美人でなんでも卒なく熟す完璧の志麻カノに言われると攻撃力が高い。
「う"…。リスナーとしては祝いましたもん…」
「そうね。彼女としてはダメだけど」
どういうマジックなのか、リスナーとしてはマナーも守るしセンラくんの言ってほしい事だって手に取るように分かる。
反応も言葉も何を求められているか分かるのに彼女としてはダメダメなのだ。
「因みに何したの？」
「0時丁度にTwitterでリプ送りました」
「……一緒に住んでるのよね？なら、本人に直接言いなさいよ」
「う"ぅ…。分かってるんですけど…」
どうも本人の前となると緊張して当たりが強くなってしまうのだ。
仕方ないと言えば仕方ない。
でも、改善しなくてはいつ捨てられるか分からない。
「可愛いと思うけどね。そのままのAを見せるの」
「え……」
釣った瞳に、ぼやっとした一重。
どう見たって可愛いにも美人にも値しない彼女はどちらかと言えば、かっこいい。
だからその理想を崩さぬようにキャラ作りをしていたが、実際は好きなものに一途な可愛い女のコだ。
「Aさんはいいですよね。綺麗ですし、愛されてますもん」
「そうかしら？」
伸びない語尾に落ち着いた声。
どれだけの人が彼女みたいになりたいと思っているか…。
「…それなら嬉しいわ」
「惚気ですかー？珍しいですね」
「いつもの仕返しよ。それに、リスナーは沢山いるけど、彼女は私だけよ。なら、嫉妬されるくらい幸せになりたいわ」
普通ならウザったく感じるその台詞も、彼女が言えば映画のワンシーンに変わる。
説得力のある言葉は彼女らしくてキラキラと輝いて見えた。
「だから、頑張ってみなさい」
ぽんと肩を叩かれて、仕事に戻る。
いつか彼女のようにかっこいい女性になりたいと強く思った。
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こんぺいとう。(プロフ) - お鈴さん» はい！是非！何時でも大歓迎なのでお申し付けください。 (2018年10月3日 17時) (
レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
お鈴(プロフ) - あんくさんのリクエストの更新ありがとうございました！これからも何かしらリクエストすると思うので....よろしくお願いします！ (2018年10月2日 21時) (レス) id: 97cb04aaf6 (このIDを非表示/違反報告)
お鈴(プロフ) - こんぺいとう。さん» いえいえ！全然大丈夫です！！！こんぺいとう。さんの都合の良いときに！！これからも応援してます！ (2018年10月1日 21時) (レス) id: 97cb04aaf6 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう。(プロフ) - お鈴さん» かしこまりました。誠に勝手ながら、明日更新させていただきます。申し訳ございません。 (2018年10月1日 20時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
お鈴(プロフ) - またまたリクエスト失礼します！あんくさんでメンヘラ彼女をデロデロに甘やかすおはなしください（土下座） (2018年10月1日 19時) (レス) id: 97cb04aaf6 (このIDを非表示/違反報告)
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