💛BRAND💙 (ページ3)

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◆ ページ3

センラが持っている黒いワンピース。
それか、私が持っている白いワンピース。

交互に2着を見つめた後、少しの間悩む。

A
(どちらを着ても私は完璧に似合う。
　だからこそ、悩んでしまうのよね。)

A
(さて、どうしましょう……？)

！BRANCH POINT！
◇白いワンピース
◇黒いワンピース
◆別の服も見てみる

── ◆別の服も見てみる が選択肢されました。──
──投票ありがとうございます。──

A
(無理してこの2択から選ばなくてもいいわね。)

A
「まだ約束の時間まで余裕があるし、もう少し別の服も見てみるわ。」

センラ
「かしこまりました。」

A
「時間がかかると思うから先に食事の準備をしてきてくれるかしら？」

センラ
「お時間がかかるのであれば、尚更お手伝いを……、」

A
「平気よ。……それにじっくり選びたいの。
　久しぶりのデートだから。」

センラ
「そういう事でしたら、かしこまりました。
　何かありましたらこちらのベルをお使いください。」

A
「えぇ。ありがとう。」

コトン────。

音を立ててテーブルの上にセンラは金色のベルを置き、一礼して部屋を出ていった。

どういう仕組みかは分からないが、なんでもこの金色のベルを鳴らすとどんな場所からでもセンラが駆けつけてくれるらしい。

いろいろツッコミ所はあるが、きっとそういう教育を受けたのだろう。

気になりはするが、きっと聞いても理解できないような言葉が飛び出すに決まってると思い未だに執事の深いところは分からない。

A
(今日はウィンドウショッピングがメインだし、動きやすいパンツスタイルでもいいわね。)

A
(でもそれじゃあ可愛さに掛ける気がするし……。)