【歌い手】君と僕の18の約束【まふまふ】

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早寝で健康的だなんて、可愛い。


もうこの辺りから彼女が何しても可愛いと思ってしまう脳になったらしく、すやすやと眠る彼女を想像するだけで気持ち悪いくらいの笑顔が零れてしまう。


「もうだよ。Aは起きてるけど。……話す？」
「いや、この流れで話すこと何も無いですよ」
「まあ、そうだよね」


そらるさんの後ろからブーブー言ってるAちゃんの声が聞こえる。それを宥めつつ僕の相手もしてくれるそらるさん。仲がいいな、本当に。


「ちょっと、まふくん！？話しがないってどういうことですかー！」
「え、Aちゃん！？」
「ひとつまふくんに言っとかなくちゃいけないことがあるんだけど！」


苛立ちに任せたような強い口調に「はい…」と思わず敬語になる。一体どんな無茶難題を…。僕はそらるさんみたいにハイスペックではないから無理なものがあるぞ。


「女の子から告白させるような事があったら、絶対許さないんだから！！」
「えっ！？告白……！？？！？」


告白って、それじゃあ本当に『会いたい』って言うのは…。


「返事は！！？」
「は、はい！頑張ります……！」


「よし」なんてナチュラルに僕から告白すると約束をしてしまった。

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