【歌い手】君と僕の18の約束【まふまふ】

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「ほらほらーそらるーん？Aちゃんからも笑われてる〜」
「え、Aちゃん酷いなぁ」
「あ！いえ…！そういう訳では……！」


どうにかして誤解を解かないとと目をぐるぐるさせながら考えていれば、今度は二人が笑う番だった。


「冗談。からかっただけ」
「んもー！いちいち反応が可愛いなーー！」


よちよち〜！なんていいながら隣に座るAちゃんが頭を撫でた。冗談を真に受けて恥ずかしいなと少し顔を赤らめながらもこんな楽しい時間が過ごせて嬉しいとも思った。


「……ご飯って、みんなで食べると美味しいですね」
「そうだよー。だから、ご飯は揃って食べようってそらるんと約束してるんだ〜」


素敵な約束。そんな小さな約束ができるくらい仲良しな二人がこれからも幸せだったらいいな…。


「あ！そうだ！これからは三人でご飯食べるって約束しよ！ほら！手出して…！」
「えぇ、三人で指切りなんて出来ないじゃん」
「あ、約束自体はOKなんだ、そらるん。やっさし〜！」
「ふふっ」


仲間に入れてもらえるのは嬉しいけれど、本当は恋人同士二人で水入らずのご飯が食べたいんじゃないかな…って、この時ふと思ってしまった。

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