従兄妹にお世話になることになりました【まふまふ】

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ま｢あっ、これメニュー。何食べたい？｣







そう言いながらまふくんのスマホを渡された。







貴『食べたことないんだよね…』


坂｢え？！ないん？！｣


貴『はい。家の近くに無かったのが1番の理由ですけど、友達と出かけても食べ歩きばっかりですしね…』


う｢本物のJKだ｣


貴『えへへ…あっ、カルビ…！美味しそう…』


ま｢カルビ好きなの？｣


貴『うん、大好き！』


ま｢じゃあこれにしよっか！｣






ーー






貴『出前ってこんな早いんだ…』


そ｢出前取ったことない？｣


貴『それが1度もなくて…

基本は母が作ってくれて、母の帰りが遅い時は近くのコンビニで買ってくるか、軽く作るかでした』


天｢料理出来るんだ！いいお嫁さんになるね〜｣


貴『付けれるって言っても野菜スープとか本当に簡単なもので…！

人様に出せるようなものではないです！ほんとに…』


坂｢手作りは気持ち籠ってれば何でも美味しいで。吉野家うま〜｣








坂田さん、言ってることがハチャメチャ…まあ確かに吉野家も手作りではあるけど…








貴『まふくん、こんな豪邸に住んでるのにジャンクフードというかこういうの食べるんだね』


ま｢いつもコンビニか出前か、たまに自分で簡単に作るものしか食べてないよ！

ご飯誘われた時に美味しいもの食べるくらい。｣


貴『えぇ、意外…』


ま｢結構庶民派だよ。｣


坂｢何が結構庶民派やねん、自分で料理する時とかたっかい食材買うてきてるくせによう言うわ｣


ま｢う、うらたさんよりはいいでしょー！いっつもシャレたもん食ってんじゃん！｣


う｢食ってねぇよw｣








この会話を聞く限り、元々は一般人というか普通の生活をしてたっぽいし歌い手業の方で成功してるのかな。








貴『ねぇ、まふくんって有名なの？』


ま｢有名…君ぃ、本人にそれ聞くかねぇ？｣






なんだかおちょくってる声を出すまふくん。






貴『じゃあどうやって聞けばいいの…』


そ｢ははっw 確かにな｣


坂｢まふはな、凄いんやで！歌い手界のトップと言っても過言ではない！｣


貴『？！』


ま｢ちょっ、ちょっと〜それは言い過ぎ…｣


坂｢言い過ぎも何もあるか！調べれば一発やで、Aちゃん｣


貴『ほえぇ…』







従兄妹に対してこんな堂々と言われては余計に想像が出来ず、変な気の抜けた声が出てしまった。







ま｢あっ、それに伴ってなんだけど注意事項話忘れてた｣


貴『注意事項？』

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