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ロン「なぁ,あの2人の言葉…どういう意味だと思う?」
『…多分…退学しても構わない…だと思うわ…スナックボックスはいつでも売り出せるって…この前話してたわ…」
ハー「まさか…!」
その時…ドーン!と大きな音がして,廊下の床が揺れた。
そして天井に大きな花火が炸裂した。私ははそれをぽかんと眺めた。
ざわざわと生徒たちが群れをなして花火を見つめ始めた。
『な,何事なの…?』
まさか…あの2人がやったの…?
セド「A!」
『セドリック…?』
セド「大丈夫?どこも怪我してない?」
『え,えぇ…多分これ…あの2人の仕業だわ…』
セド「まさか…」
そしてそのまま花火は燃え続け,その午後学校中に広がった。相当な被害を引き起こした。
ハー「凄いわ…!」
ロン「本当だよ!」
グリフィンドールの談話室は大いに盛り上がっていた。
フレ「”ウィーズリーの暴れバンバン花火”さ。問題はありったけの在庫を使っちまったからまたゼロから作り直しなのさ」
ハリ「それだけの価値ありだったよ」
フレッドは大騒ぎのグリフィンドール生から注文を取りながら言った。
『全く…本当に貴方たちは…』
私は呆れて何もいえなかった。
だけどその花火騒ぎを見たアンブリッジ先生の顔は最高に面白かった。
ハー「ねぇ,本当に2人は退学するつもりなのかしら…」
ある日,大広間でハーマイオニーがそう聞いてきた。
『多分ね。』
ハー「Aは止めないの?」
私はピタリと動きを止めた。
『…止めないわよ…。それが2人の為だから…』
『2人には夢がある…でもその夢はここでは叶えられない…私は2人には夢を叶えてほしいの…だから私は2人を応援したいの…友達として…』
ハー「そう…」
そしてついにその時が来た…
今日はOWL試験の日。
アンブリッジがテスト監督をしている時,箒に乗ったフレッドとジョージが試験会場に派手な花火を打ち上げたのだ。
試験会場はめちゃくちゃになってしまった。
教育令も壁から落ち,生徒は大喜びした。
そのまま2人は外に出て行き,ホグワーツ中を飛び回った。
大きな花火の音で先生方や生徒が外に出てきた。
勿論私も。
『フレッド…ジョージ…』
きっとこのまま2人はホグワーツを去る気なのね…
あの2人私に何も言わずに行く気…?
『アクシオ!』
私は呪文で箒を呼び寄せた。
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万奈(プロフ) - 湊さん» コメントありがとうございます!そう言って貰えて嬉しい限りです!暇なの時に出す予定なのでもう少しお待ちください! (2022年8月3日 22時) (レス) id: 61e3cc8be8 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - ものすごく面白かったです。続きを読みたいです。待ってます頑張って下さい。 (2022年8月3日 20時) (レス) @page21 id: 080f4a0e49 (このIDを非表示/違反報告)
万奈(プロフ) - Ruiさん» ありがとございます!!そう言っていただけるとやる気が出ます!!こらからもちょくちょく見に来て下さい! (2022年7月13日 20時) (レス) id: 61e3cc8be8 (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - ものすごく面白いです!続きを楽しみにしています!! (2022年7月13日 19時) (レス) @page3 id: 0b6af923a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:万奈 | 作成日時:2022年7月12日 7時