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夏の終わり 咲良side ページ22
ちょっとびっくりしてる。
司様が…
司「………」
帰ってきて早々、私の胸にダイブしてきたから
流石の私でも戸惑う。
咲良「…あの…大丈夫ですか？」
司「……ｳﾝ」
いや大丈夫じゃなさそうですね。
そういえば今日リーダーさんが戻ってきたんだっけ？
…まあ確かに変わった人だけど。
司「ぅぅ……readerがあのような人だったなんて…」
なるほど。理想を破壊されたと。
司「咲良さん、司はどうすればいいと思いますか…」
咲良「取り敢えず、今はその人が王様なんでしょう？であれば従うのみです」
司「…」
……あれ？
司「……ｽｳ……ｽｳ」
寝た。
いきなりだな。
…………しょうがない。部屋まで運ぶか。
確かに最近疲れているのかも。
勉強にユニット、時には学校の後すぐに社交界があったりする。
この人は全部両立しようとするから、本当に身体が心配。
まあ、倒れたときに支えるのが私の仕事なのかもしれないけど…
…本当はもっと表に出て、伏見さんみたいにいつも隣にいたいのに。
…秘書にでもなってみようかな？
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作成日時：2020年8月7日 16時
