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ーーーー太宰視点ーーーー

「太宰!貴様、何処に行っていると思えば…!」

「おや!国木田くんじゃあないか!
もしかして国木田くんもAとねたいの?」

「んなわけあるか!」

Aと寝たかったというのもあるが、本当は心配だったから連れてきた。
だってこんな隈ができてるなんて心配しないはずがないだろう?

「今から会議だ。すぐ行くぞ。」

「えぇ…」

「えぇ…ではない。お前のおかげで予定が狂ってしまった…」

名残惜しいけど、また怒られても嫌だし、もう行くとしよう。
Aの頭を優しく撫でた後、私は仕事に戻った。




ーーーーA視点ーーーー


"いつか二人で、普通になれたらいいね!"___


「!?」

………夢、よね
もうあの子は死んでるのだから。


″生きてる意味なんて…あるの?″____


「ゲホッ、ゴホッゴホッ、…」

駄目…思い出してもいいことなんてないわ。

「おや、起きたかい?」

「与謝野さん…」

「アンタが仮眠するなんて、よっぽど疲れてんだろう?
薬置いとくから、今日はもう帰りな。」

薬は二つ置いてあった。
一つは不眠薬、もう一つはいつもの薬だ。

「最近の調子はどうだい?」

「薬のお陰で大分良くなってきました。
ただ、時々あの日の悪夢を見ることがあります。」

昔の事なんてもうどうでもいいと分かってるのに、
私は未だに思い出してしまう。

まだ未練でもあるのかしら?

「社長には妾から言っておくから、明日は休みな。
出張から帰ってきてから様子がおかしい。たまには休息も必要さ。」

流石に自分が今動くのは危ないことは自覚している。
今日はもう安静にしておく事にした。




〜〜〜〜〜

最近かなり忙しいので更新が遅くなるかもしれません…
ほんとにすいません…
 




 

一人の男→←ただただ寝たいだけなのに



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設定タグ:文豪ストレイドックス , 太宰治 , 文スト   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:すばり x他1人 | 作成日時:2023年10月20日 1時

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