ガスマスク少女。

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ｾﾍﾞｸ「 僕もいるぞ人間！！！！！！ 」





『 ……セベク… 』









リリアさんとセベクの声に安心して、

必死に涙を止める。









ﾘﾘｱ「 余り要らん真似をするでは無いぞ 」




ｾﾍﾞｸ「 リリア様の言う通り！！！！！

Aに危害を加えたらどうなるか分かっているんだろうな 」







「 ヒ、…ッ 」









縮こまり顔を伏せている私の背後から聞こえてくるリリアさんとセベクの牽制の声と


ガスマスクを取った男の怯える声。








その直後に ガシャン！と音と バタバタ と


走っていく音が聞こえたから



私のガスマスクは床に落として逃げてったんだろうな、と大体の察しは付いた。









未だに顔を伏せている私の手に、


ちょん と硬いものが当たる。








…ガスマスクだ。









ﾘﾘｱ「 ほれ、儂のマントに隠れて付けて良いぞ 」





『 …ぅ゛、うぅ……ありがとうございますぅう… 』









リリアさんの優しさに、止めていた涙が溢れ出して


ズビズビと鼻をすすりながらガスマスクをつける。









ﾘﾘｱ「 くふふっ、愛らしいのう ♪ 」





ｾﾍﾞｸ「 僕にも感謝するんだな！！！！ 」








『 う ん゛、ありがとうセベクぅ゛う… 』









それから泣き止むまで傍に居てくれて、



教室まで送ってくれた2人。









また明日お礼に何か持っていこう。









そう心に決めて、未だに鼻水が止まらずガスマスクが変な鳴り方をしてしまう私を


指を差して大爆笑するエースに蹴りを入れた。









ｴｰｽ「 いっってぇ ！！！ 」



















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新作を作ろうと思っているのですが

こちらの作品を疎かにしたくはないので


迷っています……(´｀;)




何かご意見聞かせていただけたら幸いです…








sua.







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