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家族4人でご飯を食べに行って、家に帰ってきて先に寝るというパパとママにおやすみしてオッパとリビングで飲み直す。
「オッパ眠くないの？」
YG「まぁ…ていうかお前が付き合えって言ったんだろうが」
「えへへ、ありがと」
YG「で？なんか聞いて欲しいんだろ？テヒョンと付き合ったか？」
「付き合ってないよ〜」
YG「今日見た時しんどいぐらい甘ったるい雰囲気だったけど」
そう言うと嫌そうな顔をする。
恥ずかしいけどオッパに聞いて欲しくて、何か言ってほしくて、あのね…と話始めた。
「もうわかってると思うけどね、テヒョンのこと好きなの」
YG「ん、だろうな」
「オッパが帰ってきた時俺のこと好き？って聞かれたけどゆっくり話したいからってあさって会うことにしたよ」
YG「そうか」
「…それで、その…」
好きって伝えたい。テヒョンがくれる気持ちに応えたい。そう思ってるしそうするつもり。
だけど過去のトラウマなのか、無意識にテヒョンをこれ以上好きになるのが怖いのか、自分でもわからないけど何か不安だった。
ジミンやミヤとジウも大丈夫だから素直になりなって散々背中を押してくれたのに、今さらうじうじしてて情けない。
YG「お前のありのままの気持ち伝えてこい」
「…」
YG「あいつAが思うよりお前のこと好きだぞ」
「…え、」
YG「…A、テヒョンなら大丈夫だよ。大事にしてくれる。……じゃなきゃぶっ飛ばす。」
「っふふ、…オッパ…」
YG「1回失敗してるんだし当然だろ」
「ふふふ、そうだね。ありがとう」
オッパから背中を押してもらえたことで、残りの不安やモヤモヤが全てなくなった気がした。
オッパってすごい…私を安心させる天才だ。
YG「テヒョンとどうなったって、お前は俺のかわいい妹だよ」
「…オッパ…好き。愛してる。ぎゅーして」
YG「ほら、こい」
「えへへ、嬉しい。オッパの甘々タイムだ」
いつもよりずっと優しく甘やかしてくれるユンギオッパはほろ酔いでかわいい。
私が覚えてるのはここまで。
家族の前だとすぐに酔っ払ってしまい、時々記憶も飛ばすことがある私は、オッパにたくさん甘えたみたいで。
目が覚めたらオッパの部屋でオッパの上で、ラッコみたいに抱き締められていた。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年8月9日 20時
