4話 ページ6
小塚目線
そして15分後。
アーヤが物凄い速さで書斎にとびこんできた。
彩「皆……ごめん……遅れ……ちゃって……」
アーヤは息が切れ、額には汗が浮かんでいた。
若「アーヤ!?どうしたっ!」
若武が立ち上がって叫んでいた。
アーヤが落ち着いてから聞いてみると、
ただ単に寝坊して急いで若武の家に来ただけ
らしい。
アーヤに何かあったのだろうと思っていた若武
は、落胆したらしく椅子にドサッと腰を降ろし
た。
若「なんだよ……」
上「心配無用だったな、若武センセ。」
若武にはもう反論する気力もないようで、
そのままムスッと黙り込んでしまった。
僕が苦笑いを浮かべていると、
黒「でも、真面目なアーヤが寝坊だなんて
珍しいね。何かあった?俺でよかったら
相談にのるよ。」
黒木が、優しく笑いながらそう言った。
しかし、その目は、
笑って、いなかった。
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sera - 続き頑張ってください!楽しみにしています。 (2021年12月7日 17時) (レス) @page7 id: 6da08a0d8c (このIDを非表示/違反報告)
RINA - 更新頑張ってください (2021年7月31日 1時) (レス) id: cf25b8f4f7 (このIDを非表示/違反報告)
水葵 - 佐奈さん» はい!頑張ります! (2019年8月17日 17時) (レス) id: c4293506a7 (このIDを非表示/違反報告)
佐奈 - 水葵さん頑張ってください! (2019年8月3日 21時) (レス) id: 6f69f92852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水葵 | 作成日時:2019年7月21日 20時