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第26章・緋色の戯画 ページ36

話が脱線してしまうの承知で、先に訊いて於きたかった事について聞く事にした。



「そう云えば…能力と闘った人達が居るんですよね?」



僕が先程の発言を振り返り訊く。



「居る。…多分、中島君と同じ位の歳の…」



え、僕と!?と、叫びそうになる。



凶悪マフィアに随時狙われ生活を送って居たとは言え、向うも不死不滅ではない。



倒れはするし意識不明だってできる以上、未だ常識が通じる。



が、マフィア等でもう慣れっこの異能云々とは全く別次元の非常識相手に、僕と同じ歳程度の



人達が立ち向かって行った事に驚いた。



「能力…陰人と闘ったのか?」



月瑞さんは黙って首を振る。



「日記当初に書かれていた、[目が冴える]蛇。



 彼らが闘って居たのは其方」



何と伝えたらいい物か、とでも言う様に視線を宙に置いた後、



「じゃ、もう1度[伝える]よ」



1度、Aさんが瞬く。



すると、其の緋色の瞳は夕焼けと色合わせした様な暖かな色に変わる。



先刻見たのと同じ、。



「[目を掛ける]」



夕焼けに呑まれて行く。





〜〜〜〜〜





其れは、紅茶の茶葉が切れてしまって、久し振りの外出であった。



遠出する心算も無かったが、最近裏ある街の改造を一目見ておきたく、態々街中へ足を運んだ。

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影宮緋月 - アリーチェさん» 有難う御座います!少し流離の旅に出て居て来て無くて済みません。更新頑張らせて頂きます! (2018年2月8日 16時) (レス) id: e17908aa70 (このIDを非表示/違反報告)
アリーチェ - 始めまして!すっごく面白くて最初から全部通していっきに見ちゃいました。更新頑張ってください、応援しています! (2018年1月30日 0時) (レス) id: d9a43b9adb (このIDを非表示/違反報告)
影宮緋月 - ゆうりんさん» えッ?お、面白い何て…こんな駄作に有難う御座います!更新、させて頂きますね! (2018年1月5日 14時) (レス) id: e17908aa70 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうりん - とても面白かったです(* ´ ▽ ` *) (2018年1月5日 8時) (レス) id: dbb2dd845b (このIDを非表示/違反報告)
影宮緋月 - キラーさん» いえいえそんな。本当に嬉しかったです。全然下手じゃ無いし…絵が下手な作者は辛いです。正直な感想です、本当に。更新させて頂きますね! (2017年12月20日 17時) (レス) id: e17908aa70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:影宮緋月 | 作成日時:2017年11月20日 19時

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