だから嫌いなんだ ページ3
授業の終了を告げるチャイムが鳴り、号令がかかると何人かのクラスメートが俺のところに来た。
「神野、昼休みサッカーしようぜ。」
『ん、オッケー。』
「神野、放課後カラオケ行かね？」
『おぉ行く行く。』
…なんだよ、俺が如月と話してたら近寄りすらしないくせに。
所詮は表面上の関係。
笑顔を作って返事をした。
だから嫌いなんだ、こんな世界。
「――、ユウキってば！」
『ん？あぁ、ゴメン。』
アヤノが呼んでいたにも気づかずに考えこんでいたようだ。
「もぅ…難しい顔して何か考えてるんだもん。」
『そうか？』
「そうだよ！…ねぇユウキ、何かあるなら私に話してよ。友達なんだから。」
友達……………ね。
『ははっ、何もねぇよ！俺が悩むようなツラしてるか？((ドヤァ』
見事なドヤ顔を決めると、
「うん。」
アヤノは意外な返事をした。
一瞬だけ驚くが即座に笑顔を見せて言葉を返す。
『なんでだよwww俺何も悩んでねぇしwww』
「嘘。私にはそんな"作った笑顔"なんて通じないんだから。」
『！』
思いもしない指摘を受け、冷や汗が流れる。
「ユウキが何を悩んでいるのか当ててあげようか。まぁ…悩みっていうかユウキが普段から思ってること。」
『なんで、そんなこと………。』
アヤノは俺の顔を覗き込んだ。
「ねぇユウキ。クラスの子と一緒にいたり、遊びに行ったりして楽しい？」
それは一番聴きたくない言葉→←file14,ライアーソサエティ
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稀羅(プロフ) - 生クリィ〜ムさん» 更新早くできるよう頑張ってるのと、長く書きすぎて１ページじゃまとまらないんで分けてます笑笑 (2014年7月15日 18時) (携帯から) (
レス) id: 0a116ef314 (このIDを非表示/違反報告)
生クリィ〜ム - 更新はやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！！ (2014年7月14日 21時) (レス) id: 4489838bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作成日時：2014年7月13日 22時
