file14,ライアーソサエティ ページ2
「ユウキ起きて!当てられちゃうよ!?」
小声の忠告は俺の耳には入らない。
『んん…もう少し、あと五十分……。』
「授業終わっちゃうよ!!?」
眠さが勝っているんだ、睡眠を優先させてもらおう。
「……で、じゃあここの英訳を神野。」
『―――Quite a few students are absent to day.』
「はい、正解ですね。それであって……。」
見事、起きていたかのような正答を述べると先生は次のページへと進めた。
「あぅ…神様って不公平だよね。」
『神様なんていませーん、人間の創造物にすぎませーん。』
「…ユウキ酷いよ……。」
『アヤノは話を聞いていても間違えるだろ?』
「まっ、間違えないよ!……たぶん…。」
語尾に力が無いww
授業なんて、つまらない物はどうでもいいしさ。
『もっと面白いことねぇかな…。』
何気なしにボソッと呟いた。
「ん?ユウキ、何か言った?」
首を傾げて訊ねてくるアヤノに、
『いや、何も。』
俺は笑顔で答えた。
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稀羅(プロフ) - 生クリィ〜ムさん» 更新早くできるよう頑張ってるのと、長く書きすぎて1ページじゃまとまらないんで分けてます笑笑 (2014年7月15日 18時) (携帯から) (レス) id: 0a116ef314 (このIDを非表示/違反報告)
生クリィ〜ム - 更新はやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!! (2014年7月14日 21時) (レス) id: 4489838bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綺羅 | 作成日時:2014年7月13日 22時