マジでやるんすか ページ5
たっぷりとシンタローを愛でて(からかって)いると、
｢まったく……なんだ騒々しい。｣
｢みんな来てるんすね！｣
キドとセトが買い物袋を片手に帰ってきた。
｢セトお帰り！｣
｢ただいまっすマリー！｣
おいコラリア充。
非リア充の目の前でイチャつくんじゃない。
｢ねぇセト、それなぁに？｣
セトの抱える買い物袋はずっしりとしている。
｢あぁ、かぼちゃっす！｣
え、それ全部？
｢今日はハロウィンだからな、かぼちゃが異様に安かったんだ。｣
異様に!?
ハロウィン恐ろしいな………。
｢おぉ！ちょうどその話をしてたところだったんだよー。｣
｢その話？｣
訝しげにキドが首を傾げる。
｢ねぇ、はろうぃんってなぁに？｣
マリーちゃんの言葉に、シンタローが何か気づいたようにうなずいた。
｢なるほどな、今日がハロウィンだからユウキがここ最近疲れてる訳か。｣
｢はろうぃんは疲れるの？｣
『いや、仕事の依頼でハロウィンの企画ばっかり考えてたから疲れてるの。ハロウィン自身は楽しいもんだよ。』
俺がマリーちゃんにそう言った瞬間。
カノの目が輝いた。
｢そう、ハロウィンは楽しい事なんだよマリー！｣
おい誰か今のうちにバカノを沈めてくれ。
コイツが何かを始める前に。
やめろその企んだ笑顔を！
｢皆でハロウィンパーティやろうよ!!｣
『拒否する。』
｢断るの早っ!?｣
『ハロウィンパーティーって何だよ和訳すると"収穫祭社交の集い"だぞハロウィン祭りだって何の記念だよハロウィンに記念も宣伝もねぇだろ神様祭るんじゃねぇのかよって言ったろ話聞いてたかマジお前土に返されとけよ………。』
｢ユウキ早口言葉上手だね！｣
｢いやだから早口言葉じゃないし何気に僕に言葉の暴力……。｣
もう誰もハロウィンの話をしないでくれ、マジ屍と化する。
｢ねぇユウキ、はろうぃんパーティしないの……？｣
マリーちゃんが悲しそうに俺を見つめる。
『よしやろうかハロウィン！何か仮装できる服とかねぇか!?』
俺は水を得た魚のように動く。
｢お前、分かりやすいな………。｣
キド…………言っておくが、断じて俺はロリコンなんかじゃない。
｢いよいよよろず屋さんも変態になってきましたねぇ……。｣
エネちゃんの憐れみの言葉なんて、キコエナイ。
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別サイトも見た人 - ハロウィン話ですけど、つまるところ二人は相思相愛…結婚しろ爆破はしないでおいてやる。 (2017年4月9日 2時) (
レス) id: 837fd3ff5b (このIDを非表示/違反報告)
なごみぃぃぃ！！ - アヤノは…アヤノは何処なんですか！？(゜Д゜≡゜Д゜) (2016年1月4日 3時) (レス) id: cd10b76136 (このIDを非表示/違反報告)
響稀(プロフ) - ナイトさん» [ギャルゲーとは──ギャルゲームの略、美少女ゲーム･萌えゲーム。男性向け恋愛ゲームという意味でも使用される。]by,Wikipedia(一部省略)。エロゲーという単語が使えなかった結果、ギャルゲーにしてます！ (2015年10月25日 23時) (携帯から) (レス) id: 0a116ef314 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - ギャルゲー…？とはなんでしょう((( (2015年10月25日 21時) (レス) id: 9c819a75dc (このIDを非表示/違反報告)
響稀(プロフ) - 榎本樹さん» 読んでくれたんですね、ありがとうございます！ くっつけるのは私が出来るだけ笑える話にしたいので"ギャグ>>>糖度"になるので要素的にはかなり薄くなりますごめんなさい………。 (2015年10月11日 23時) (携帯から) (レス) id: 0a116ef314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：響稀 | 作成日時：2015年9月30日 23時
