今日:3 hit、昨日:24 hit、合計:4,389 hit
小|中|大
待っててね伊野尾さん ページ17
あれから伊野尾さんに連絡はつかなくて、バイト先に現れることもない。
さすがに店長も個人情報は教えられないみたいで、家も分からない。
俺、伊野尾さんのこと何にも知らないんだなぁ…。
4月から大学に行くことに決まっている俺は、変わらずここでバイトさせてもらうことにしている。
ずっとここにいたらいつか来てくれたりするかな。
、、、大学
「大学知ってんじゃん!!」
馬鹿だー、俺!
馬鹿すぎて自分で頭を抱える。
なんでもっとはやく気づかなかったんだよ…。
言い逃げなんてさせるもんか。
俺だってちゃんと伝えたい。
俺の気持ちもちゃんと聞いて、受け止めて。
会いに行くから、待っててね伊野尾さん。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
53人がお気に入り
53人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨のち雨 | 作成日時:2024年1月28日 16時