すとぷりのお姫様は愛されている！４ (ページ29)

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いつだってそう。

応援してくれる人がたくさんいる中で、その人達のいわば愛のメッセージを無視してアンチの方に目を向けてしまうんだ。

みんなから離れたくないって握手会のときもあれほど思ったんだけど...。

私の決心はすぐ揺らいで。
それをみんなが何度も何度も支えてくれる。

何回も何回も同じことでもちゃんと伝えてくれる。

絶対めんどくさいよ。
私だったら私みたい人絶対めんどくさいのに。

ななもり「俺も伸び伸びと活動してるさくちゃんが好きだよ。最初活動してるとき見た目と性格を変えてるのを見てるときは、正直メンバーみんなでさくちゃんが消えたらどうしようって怖かったんだ」

ジェル「懐かしいなぁ...。やから最近のさくちゃんええなぁって思っててん」

ななもり「さくちゃんリスナーもロングの方が好きとかスカート姿見たいとか美容系やってほしいとか言ってるのは、女の子らしいさくちゃんが見たいからだよ？」

でもこのキャラも嘘じゃないんだけどね。

馴染みすぎちゃって今更変えられないところもあるけど。

まぁ、昔の私はもうちょっと正統派だったんだろうな、確かに髪もずーっとロングだったし、スカートメインだったし。

量産系ではなかったけどさ。

『...うん。いずれアンチは落ち着くだろうし、なーくんとジェルくんが来てくれて泣いたらわりと落ち着いちゃった』

2人に会って泣いたら冷静に考えられてる。

これもメンバーに甘えちゃってる？
自分で解決できてないっていうか...。

ななもり「あ、でもひとつだけ言うなら、俺達にもっと甘えてほしいなぁ...なんて。ね？」

ジェル「せやな。俺達さくちゃんの言うワガママはワガママやと思ったことないし」

もう酷いくらい甘えちゃってるのに、そうやって言ってくれる。

ありがとう。

すとぷりにいて辛いことも多いのにやっぱり辞めたら辞めたで絶対後悔するんだろう。

だからここにいる。

『アンチにすぐ傷ついて弱るけど、このまま自分らしく頑張るね。...ありがと、なーくん。ジェルくん。大好き』

ななもり「へへっ、大好きだって～」

ジェル「弱ったらいつでも笑顔にさせたるで」

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ーリクエストー
アンチを受けて自暴自棄な夢主をななジェルが救う

リクエストありがとうございます！