すとぷりのお姫様は愛されている！１ (ページ37)

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結局まぁ、冗談だったらしく。

何ならさとちゃんが私の寝ているベッドに入って来たのは1時間くらい前だったらしい。

ちなみに酔った私は酷いけど、俺達からしたら嬉しいことだから問題ないと言われて終わった。

打ち上げのときも思ったけど相当弱いからな私。
マジで酔ったら人襲うのかと思ったわ...。

『おはよ～』

莉犬「おはよ...」

『あ、もしかして仲間？』

莉犬「二日酔い仲間だね...」

『莉犬くん相当飲んでたもん。記憶ないでしょ？』

莉犬「全くない」

私もだよ。
すとぷり自体、あまりお酒強い人いないよなぁ。

『るぅちゃんは大丈夫？』

るぅと「体は重いけど平気」

ジェル「さっきこいつスマブラで俺のことボコボコにしてきた」

『またスマブラやったんかい...』

るぅちゃんはそのあと実家に帰るからと言って、すとぷりハウスから出て行って、ジェルくんも帰る組だから今日は寝ると言って帰った。

さとちゃんもなーくんも莉犬くんも続々と帰って、私は何故か朝食を作れと言われて引き止められている。

大晦日くらい何も考えずにダラダラしたい...。

そう思いつつもしっかりと作る私は、やっぱりいい嫁になれる気がする。

といっても、私も二日酔いだしお互い疲れてるから簡単に作れる温かいうどんなんだけどさ。

ころん「さく」

『ん？』

ころん「男と一緒に寝て危機感持たないの？」

『へ？』

食べ始めたかと思えば、突然私に話しかけるころちゃん。

何だいきなり。

『さとちゃんだし、すとぷりだし』

朝は記憶がなかったから驚いたけど、ベッドに誰かが潜り込んでくるなんてよくあるしね。

今更というか。

ころん「はぁ...」

何でため息吐くの！