最強年下プリンセス 08 ページ9
それから数日後、マサルくんがジムチャレンジにきた。
その日にマサルくんとホップくんの相手をしたキバナだったがそこから様子がおかしい。
家に帰ってきたら真っ先に声をかけようとしていたのだがキバナは帰ってこない。
きっとジムチャレンジがあったからまだジムですることが残ってるんだ、きっともう少しで帰ってくる。
そう思っても、キバナが帰ってくる様子はない。
キバナのためにと思い、彼の好みに合わせてつくったカレー…
私は一人でそれを食べると、机にメモを残し先に寝た。
きっと朝起きたら、キバナがいると思って…
翌朝、昨日はいつもより寝るのが遅かったため、起床はいつもより遅めになった。
帰ってきてると思ったキバナの気配はない。
でも机にあったメモに一言
カレーうまかった。ありがとうな
と書かれていた。
それを見ると涙が止まらなかった…
「…帰ってきてたなら……声かけてよ…キバナ……」
彼はまたどこかへ行ったみたいだ。
私は居ても立っても居られずキバナのジムへ向かった。
でもそこにキバナの姿はなく、リョウタくんを見つけて声をかける。
「リョウタくん…キバナみてない…?」
リョウタ「え…あー……その…」
リョウタくんは何かを知ってそうだった。
ここで聞かなきゃ…きっとキバナを探せない…
「お願いリョウタくん。教えて、キバナはどこにいるの!?」
目に涙がたまる、泣きたくないのに…
リョウタ「Aさんには言うなって言われてたんですが…今ワイルドエリアにいます…」
「ワイルドエリア?」
リョウタ「この間のジムチャレンジで、マサルさんに対していろいろ思うことがあったみたいで、特訓するって…」
「……ばかキバナ。……リョウタくんありがとう!」
リョウタ「かなり無理してると思うので…Aさん…よろしくお願いします…!!」
「任せて!」
私はそう言いワイルドエリアへ急いだ…
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ザックの嫁 - (((女々しい))) (2019年12月31日 11時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫里 | 作成日時:2019年12月10日 17時