【ポケモン剣盾】最強年下プリンセス (ページ6)

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最強年下プリンセス　05 ページ6

「キバナー！！！！ワイルドエリア行こーっ！！！」

そう言いながら私はキバナを腕をギュッと掴む。
出会ったあの日から大きく変わった事と言えば
私のキバナの距離…
あと、私の気持ち…
そしてもう一つ…キバナの家に住ませてもらってる
この３つだと思う。

もちろん家に住ませてもらってるが、部屋は別だし。
たまに私はワイルドエリアでキャンプしたまま一夜を過ごすこともあったり、
ふと、カントー地方に戻ったりもしているので、そこまで長い時間一緒にいるわけでもない。

一つ、私としての悩みは、一緒にいるのにキバナは全くそんな素振りを見せない。
当たり前といえば当たり前なんだけど…
女としても魅力がないのか、妹みたいな感じに思われているのか…
まあ、実際そんな風になっても困るので今の感じが丁度いい。

そして私は今日もキバナとワイルドエリアへ向かう。

最近ジムチャレンジが始まり、もうすぐキバナの出番だから今のうちに一緒の時間を過ごそうって私のワガママだったり…
噂によればダンデさんが推薦した子がかなりいいらしく…
私も負けてられないなーなんて…

キバナ「そういえば、A、おれさまがあげたタマゴはどうなった？」
「んー、もう少しで孵化しそうだよ！！」

そう、この間私はキバナのヌメルゴンが可愛くて可愛くてじゃれあっていたら、キバナがタマゴをくれたのだ。
間もなく孵化しそうなタマゴ。孵化したらキバナのヌメルゴンとは親子になる。
そんな些細なことも嬉しかったりする…

「よーし！テント張ってお昼にしよー！」
ワイルドエリアでイーブイたちを遊ばせて私とキバナはテントを張る。

お昼に作るカレーはキバナの好みの少し辛口。
今日はどんなカレーにしようかなーと考えながらテントを張る。

「キバナ、私が今からカレー作るから、その間みんなと遊んであげてー」
キバナ「はいはい。任せとけー」

こんな会話、まるで夫婦みたいだなーって、
顔のニヤけを抑えるのに必死だ。

いつか一緒に歩んでいけたらなーなんて夢の話…
私は気を取り直してカレーを作る…