【ポケモン剣盾】最強年下プリンセス (ページ2)

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最強年下プリンセス　01 ページ2

電車を降りると心地いい風が私の頬撫でる。
ダンデさんに呼ばれてやってきたガラル地方。
ここではどんなポケモンに出会えるのだろう、どんな人と出会えるのだろう。
私は楽しみで仕方なかった。

カントー地方でチャンピオンになって数年。
たくさんのトレーナーと戦って私はチャンピオンの座を守ってきた。
他の地方のトレーナーとも戦いたいと思い世代交代をし、
私はその後ホウエン・イッシュ・アローラを旅した。
その旅の途中で出会った一人、ダンデ。

彼は私のまだ旅をしたことないガラル地方のチャンピオンだと言う。

ホウエン地方でダイゴさんと仲良くさせて頂いてる流れで紹介された彼。

そんな彼に言われたのが
ダンデ「ガラルへ来ないか？会わせたい奴がいる。きっとAの旅に刺激を与えてくれる」
ダイゴ「いいんじゃないかい？アローラも旅してここに戻ってきてたって事はAも暇していたんだろう？」

ダイゴさんにも後押しされ私の新しい物語が、このガラル地方で始まろうとしていた。

だけど…ダンデさんがいない。

そう、私はダンデさんとこの駅の前で待ち合わせしたいたのだ。
到着する数分前に連絡をいれたのだが…
ここにダンデさんの姿は見えない。

どこかに行くにしても知らない土地だ。
勝手に動けばずっとダンデさんに出会えないかもしれない…

どうしようかとそわそわしていると

「おいダンデ！早くしろ！」

どこからかダンデさんの名前を呼ぶ声がした。
そちらへ顔を向けるとそこにはオレンジ色のバンダナをした男性と、
その後ろにダンデさんが見える。