立花彩の秘密〈完〉

ちょっとおかしい黒木くん。 ページ18

ふふふ。嬉しい！

「ふは、アーヤご機嫌だね。く、あはは」

わ、黒木くんがこんなに爆笑してるとこ、初めて見た！

「アーヤ、そろそろ戻らないと。きっとみんな心配してるよ。」

「あ、、、そうだった。」

「じゃあ、戻ろっか。…それともこのまま逃げちゃう？」

へ……？

「もぅ、からかわないでよ！」

「…さようでございますか、残念です。」

「もぉ〜」

黒木くんがたかちゃんで良かった！

あ、そうだ。女の子じゃないなら、たかちゃんじゃなくて、たかくんのほうがいいかな？

うん、そうしよう！

「姫、目的地に着きましたよ。」

「え？」

見ると、目の前にカフェテリアが。良かった、みんなまだいる。

「ありがとう、たかくん。」

「え…？」

「あ、ごめん。女の子じゃないならたかちゃんじゃなくて、たかくんのほうがいいかなって思って。…嫌だった？」

「っ、………い、や、全然問題ないよ。むしろ嬉しい。」

「良かった…！！…じゃあ、みんなのとこ、行こっか。」

「…うん、そうだね。」

なんか今日の黒木くん、ちょっとおかしいな。




黒木said
「ありがとう、たかくん。」

え…？いま、たかくんって…

「あ、ごめん。女の子じゃないならたかちゃんじゃなくて、たかくんのほうがいいかな？って思って。…嫌だった？」

っ、これはやばい。だめだ。

「い、や、全然問題ないよ。むしろ嬉しい。」

実際のところ、今俺の心臓が大問題を起こしてるけど。

「良かった…！！…じゃあ、みんなのとこ、行こっか。」

「…うん、そうだね。」

…本当は、その笑顔を誰にも見せたくない。



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作者です。
自分としては、彩が、嫌だった？といったところは上目遣い、良かった…！！といったところは、満面の笑みをイメージしてます。
それで黒木があぁなっちゃったと、、、
まぁ、人それぞれだと思うので、好きにイメージして、楽しんでもらえれば嬉しいです。
追伸 名前を変えました。元はLiz(リズ)で今はAngina(アンギーナ)です！よろしくおねがいします！
以上、作者からです。ありがとうございました！

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