アルストロメリア〜ヤギを追う元調査兵団〜

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ーー圭sideーー

1番が終わり間奏になったとき、庵さんとAさんが出てきた。

モブ｢浜田組ーー！｣

モブ2｢久しぶりじゃねぇか！待ってたぞ！｣

モブ女｢今日のパフォーマンス楽しみにしてるわよー！｣

会場が一気に盛り上がった。ヤギ達や弥太郎達の比じゃない。というか、比べたらいけないくらいの歓声。

歌詞が始まる、そう思ったときに、２人が動き出した。

(YouTubeの石川・菅野組 規定パドソブレを見て頂ければわかりやすいかと・・・)

でも今までのダンスと違う。くっついたり離れたり、弥太郎達のダンスより情熱的で、何というか・・・そう、セクシー！！

審｢なるほど、パドソブレか！｣

審2｢スタンダードではなくラテンで来ましたか｣

審3｢好きですねぇ〜｣


審査員にも好評だ。それも当たり前か、庵さん達2人は素人目にしても只者じゃない感じがする。

モブ｢さすがジュニア選手権チャンピオン最多記録持ってるだけある！｣

・・・

｢｢えぇー！！！｣｣

最多記録保持者！？え、そんな凄いの！？


あっという間に曲が終わり、審査に入る。

まぁ、もう決まっているが・・・。

審｢優勝は、浜田・剣持組！｣

＼ワァァァァァ！！！／

洋｢別格だったもんな・・・｣

圭｢あれで10年のブランクあるなんて信じられませんよね｣

ス｢Aちゃん綺麗！！｣


ヤギのトロフィーを複雑そうな顔で受け取るAさん。
そういえば、ヤギ達が大人しいな・・・と思いヤギ達の方を見てみると

ロレンツォにリフトをしてもらっていた。←

何やってんの彼奴ら！？

ヤ｢ﾆﾔｧ)今であろー！！｣

突然ヤギがマジックハンドを取り出し、Aさんが持つトロフィーを取ろうとした、が。

『ﾆｺ)残念でした。異能力：紙吹雪』

表彰状がヒラヒラとマジックハンドの行く手を阻む。

ヤ｢この紙が邪魔であろー！！｣

ロ｢首領！異能力の仕業です！｣

ヤ｢ぐぬぬ・・・、今日の所は撤退するであろー！｣

トロフィーを諦め、走り去っていくヴァレンティーノと野良。
まったく、人騒がせなヤツらだ・・・。


ス｢Aちゃん！一緒に写真！！｣

『いいよ、一緒に撮ろう』

久しぶりにドレスで踊ったなぁ。
まぁ、トロフィーを守れてよかった。

ハ｢A！私とも撮って！｣

パシャリ

ハ｢ぃよっしゃ！待ち受けにして皆に自慢してやるぅ！！｣

『え、止めてください！そんな恥ずかしいこと！』

ハ｢残念ながらそのお願いは聞けないや！｣

＊番外編　夢→←＊２

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