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ヤ「懲りないオオカミめ!ワシの邪魔をするのが好きであろー」
洋「別に好きじゃねぇよ!お前の逮捕のために来てんだいい加減捕まりやがれ!」
圭「そもそもなんで立体機動装置なのさ!」
ロ・ヤ「「出来たらカッコイイに決まっているからです/であろー!!」」
かっこいい?
ロ「巨人と戦い自由を勝ち取った兵団、素晴らしい!」
ヤ「我々も同じ心情で警察から自由を勝ち取るであろー!」
ふざけるな!そんな事と、あの時代の自由を同じ重さにするな!
荻「おい、剣持!あんまり近づくな!」
私はゆっくりと歩いてヴァレンティーノの方へ向かう。
ガ「おい、あんまり近づくとタヒぬぞ?」
タヒぬ?あの時代に比べれば、タヒぬ確率はグンと低い。何も知らないヤギに思わず笑いがこみ上げる。
ヤ「何がおかしいであろー!」
『いえ、あまりの無知に思わず笑ってしまいました』
ロ「私たちの何が無知ですか!いいですか・・・」
ロレンツォは学校でも習うようなことをぺらぺらと話し出す。
ロ「そして、調査兵団は『新兵が入団し、最初の壁外調査で生還出来る確率は?』え、そんなの決まっているでしょう、人類最強がいたんですよ?ほぼ全員です」
ふ ざ け る な !
荻「おい剣持、ちょっと落ち着け・・・」
落ち着け?これまでにはないほど落ち着いています。
『正解は3〜5割です。ただし生きて帰ってきても、目の前で巨人に食われるところを見て、新兵の何人が戦い続けられるかで、兵士の数も変わるでしょう』
ヤ「な、何を言っているのであろー!そんなのデマであろー!」
『デマとなぜ言い切れる?巨人の恐怖も知らないヤツが、調査兵団を語るな!
・・・さあ、その立体機動装置を返しなさい』
ヤ「ぐぬぬ・・・!フッ、あんまり近づけば、オオカミの助手が大けがをすることになるぞ?」
洋「圭!」
後ろを振り向けば、野崎くんがガブリエラに捕まり米神に拳銃を当てられていた。
ガ「さあ、首領から離れてもらおうか」
『くっ・・・』
私は荻野警部の近くまで下がる。
『申し訳ありません荻野警部、注意力が疎かでした・・・』
荻「いや、俺たちも注意力が散漫だった。だが、お前があんなに熱くなっているのを初めて見た。何かあるのか?」
『今は、言えません』
荻「そうか、お前が言いたいときで良い、教えてくれ」
そう言って、荻野警部は私の頭を撫でた。
それが、身長も見た目も全然違うのに憧れた人に重なって、泣きそうになった。
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死蝶(プロフ) - 面白いです!ぜひ、続き見たいです!待ってます! (2019年10月21日 0時) (レス) id: 3d51fd0542 (このIDを非表示/違反報告)
波瑠(プロフ) - エリジャさん» エリジャさん、貴重なご意見ありがとうございます!確かにセリフばっかりだなぁとは思ってました(^^;)これからもう少し情景描写を入れていこうかと思います! (2017年5月29日 17時) (レス) id: 1b22e704d2 (このIDを非表示/違反報告)
エリジャ(プロフ) - あくまでも私の意見ですので、今後の参考にしてもらえたらと思います。少し長くなりましたが、改めてありがとうございました! (2017年5月29日 15時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
エリジャ(プロフ) - こんにちは。この度はイベント参加ありがとうございます!読ませていただきました。んと、内容的には面白かったのですが、台詞がほとんどを占めていたので、もう少し小説風に情景描写などを入れるといいのではないかと思います。私なんかが偉そうにすみません。 (2017年5月29日 15時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:波瑠 | 作成日時:2017年4月24日 17時