8..俺がリーダーだ! ページ10
Asaid
桐「よし､今から3班の役割決めをする!」
ト「なんでお前が仕切るんだよ｡」
桐「何故かって?それは俺が3班のリーダーになるからだ!」
『え､そうなの?』
カ「A､違うよ｡桐崎くんが勝手に言ってるだけ｡なんかトミーもなりたいみたいでライバルだってさ〜(笑)」
トミーもリーダーになりたいんだ〜!トミーって見た目やんちゃそうだけど､意外としっかりしてるもんな〜!
桐「なに!?富永もなりたいだと!?これはジャンケンで決めるしか･･･」
ト「いや､ここはAに決めてもらおうぜ｡」
え!?私!?なんで･･･
ト「理由は3班は女子がAだけだから｡しっかりしてるAに決めてもらった方がいいだろ｡」
カ「そうだね､俺らより断然Aの方がしっかりしてるから､Aに決めてもらおう?」
『え､私そんなしっかりしてないよ?』
桐「ほらっ!だからジャンケンで決めようぜ?」
うっ･･･今のはちょっと傷つくな､栄二?
ト「おい､Aを傷つけんなよ｡そんな事言うやつがリーダーになれねぇから｡」
トミー･･･優しすぎだよ(´；ω；｀)
『トミーありがとう!でも大丈夫!うん!』
カ「ほんとに?なんかあったら言いな?」
『うん!カンタもありがとう!』
桐「Aチヤホヤされ過ぎ｡Aは今関係ないから入ってくんなよ｡」
『え･･･』
まさかの栄二からきつい言葉が発せられた｡
栄二､ごめんね?急に入ったりして･･･
もう話に入らないから｡ごめんなさい･･･
桐「お､おい｡泣くなよ｡」
ト「無責任なやつ｡酷い事言って泣かせといて泣くなよだってよ〜｡」
カ「A､大丈夫?A?」
『ごめんなさい｡栄二､ごめんなさい･･･』
カ「桐崎くん｡Aはもうずっと謝ってるからさ､許してあげて?ごめんなさい栄二ってずっと言ってるよ?」
桐「･･･A､ごめん｡泣かせてしまって｡
泣かせる気は無かったんだよ｡本当にごめんな｡」
『う､うん･･･』
ト「もう時間だからさ､また明日にしようぜ?役割決めるの｡ほら､A｡そこに座ってるとスカート汚れんぞ?」((手を差し伸べる
『ん､ありがとう､トミー!』
･･･ん?なんかトミーもカンタも栄二もみんな顔が赤いんだけど?
え!?みんな熱出したのかな!?どうしよ!?
『みんな､どうしたの!顔赤いよ!もしかして熱?』
ト「いや､熱はねぇから｡大丈夫だよ｡」
『ならよかった〜!』
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作者名：アービー@ウオタミ | 作成日時：2017年8月18日 10時
