13、祈り山の怪奇 ページ43
トウマside
引っ張られているような感覚。さっきまではただ落ちているような感じだったのにそう今は感じる。
気になって、目を開けるとそこにはムーンと思われる妖怪が僕を引っ張っていた。
ト「ムーン･･･？」
ム(妖)「うん･･･。」
ムーンの身体はオレンジ色の綺麗な毛が輝いていて、目はいつもと違う美しい緑色だ。また首もとの周りの毛はシャドウサイドのときのようになっていた。
ム(妖)「はい。」
僕は地面に着地する。
ム(妖)「アキノリにとり憑いているの朱雀でしょ。」
え？朱雀？どういうことなのだろう。
ケ「えぇぇっっ！？」
ナ「朱雀！？」
ム(妖)「うん。」
そういうとアキノリから何かが出てくる。多分、朱雀だろう。
ア「あれ？俺は一体･･･？」
ア「うぉ！何だあれ！？」
アキノリの見た方向に、黄色い色の鳥妖怪の姿が。
ム(妖)「あれが朱雀だよ。」
ア「マジで！？全然剣舞魔神っぽくないじゃん！」
ム(妖)「剣舞魔神の姿じゃなくって、幻獣の姿だね。」
ケ「幻獣？」
ム(妖)「うん。幻獣は幻魔と同じくらいの力を持つ妖怪たち。
剣舞魔神以上に獰猛になることもある。」
朱「我の力を欲す者たちよ！
そなたらの力、見せてもらうぞ！！」
そう言って朱雀は襲い掛かってくる。だから僕は前にでて、義経を憑依する。
ム(妖)「加勢ありがとう。」
ムーンは朱雀を見ながらそう言った。
ナ「私も加勢するね！」
ナツメはジバニャンを呼び出した。
僕たちは朱雀に襲い掛かるも、
朱雀の攻撃によって倒されてしまう。
どうすればいいんだ･･･？
ム(妖)「ううっっ。」
ムーンも苦しそうだ。
ミッチーがしばらく戦ってくれていたものの、敗北。
本当にどうすれば･･･？
朱「どうした？もう終わりか？」
そう朱雀に問われたときだった。
ムーンがゆっくりと起き上がる。
ム(妖)「こっちのセリフだよ？朱雀。」
そう言った彼女の目は赤い。
朱「そうか、ならば存分にかかってくるが良い！」
ムーンは高くジャンプをする。
ム(妖)「下弦ラジアータ！」
彼女の手には美しい弓があった。
そこから放たれる攻撃。
朱雀はよけられず倒されてしまった。
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ピカヒカリ - ストーリーのテンポ速いですよね。ん〜、イツキがエンマだった場合、シンたちと一緒に行動できないと思うんですがね。でも、Foreverfriendsじゃない可能性もあるんですよね。姫出てないし、よく分かりませんね。私はシャドウサイド続いてくれると嬉しいですね。 (2018年12月9日 15時) (
レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
寝高麗☆トラジロー - 確かに……私も《地方勢》だけど、シャドウサイド終っちゃいそうだと感じています。あまりにも、ストーリーのテンポが良すぎるもので……いったい、どうなるのでしょうか？分かりません。(´・ω・`) (2018年12月9日 7時) (携帯から) (レス) id: e5ef8f5494 (このIDを非表示/違反報告)
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