12、捕らわれのトウマ ページ32
ナ「うわぁ･･･。何かすごい人気なんですけど！」
中央広場に着くと、そこにあったのは長蛇の列。ヤバイ･･･。
ケ「あっ！姉ちゃん！本物の千堂 レイだ！」
ナ「そりぁ、あの人のショーなんだから、本物に決まって･･･。待ち時間３００分！？」
列の最後尾に来た僕たちは、待ち時間を見て驚く。
ケ「３００分って、５時間！？」
ト「並ぶ？」
ア「日が暮れちまうよ〜！」
ナ「だよね〜。」
ケ「なんか、無理っぽいから帰ろっか。」
ナ「あんかが来たいって言うから来たんでしょ？」
？「ねぇ、そこの君。」
そう言ってきたのは、千堂 レイだった。
思わず、ナツメとアキノリとケースケは自分を指さしたが、
レ「こっちへいらっしゃい？その、猫ちゃんも連れてね。」
ト「･･･僕？」
どうやら、トウマと僕らしい。
レ「そう、お姉さんが占ってあげる。」
ム「にゃ。(結構です。)」
ト「もったいないよ、ムーン。」
ム「にゃ、にゃ〜。(僕、占いして欲しくない。)」
ト「お願い。」
ム「にゃ･･･。(わかったよ･･･。)」
きっと、大丈夫。だよね？
ナ「トウマたちいいな〜。」
ケ「いいなぁ･･･。」
ア「いいないいなぁ･･･。」
トウマはいすに座り、僕はトウマのひざの上に座った。
ト「どうして僕たちを･･･。」
レ「占ってくれるんですか？って聞きたいのよね？月浪 トウマ君。それに、ムーンちゃん。」
ト「え？」
まさか、本当に当てるとは･･･。
レ「じゃあ、見ちゃおうかな？君たちの全部を･･･。」
レイさんは水晶玉を見る。
レ「私、見えちゃった･･･。君たちは小高い丘の上のマンションに住んでいる。」
ト「はい･･･。」
当てた･･･。
レ「君たちはそのマンションの広い部屋にいることが多いのね。トウマくんの両親は共働き。」
すごい･･･。
レ「瞳の奥にも何か見えるわ･･･。」
レイさんはトウマの目を見る。
レ「そうなのね･･･。君はいつも寂しかった。寂しさも苛立ちも今までの全ての災いの元が私、見えちゃった。」
ト「何なんですか･･･？」
レ「君についている･････････魔人ね？このままだと君に災いをもたらす。」
魔人！？不動明王のこと！？
ム「にゃにゃ！(そんなことしない！)」
つい、カッとなって大声で言ってしまった。
レ「君の瞳の奥にも何か見えるわ･･･。ムーンちゃん？」
僕の瞳の奥･･･！？
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ピカヒカリ - ストーリーのテンポ速いですよね。ん〜、イツキがエンマだった場合、シンたちと一緒に行動できないと思うんですがね。でも、Foreverfriendsじゃない可能性もあるんですよね。姫出てないし、よく分かりませんね。私はシャドウサイド続いてくれると嬉しいですね。 (2018年12月9日 15時) (
レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
寝高麗☆トラジロー - 確かに……私も《地方勢》だけど、シャドウサイド終っちゃいそうだと感じています。あまりにも、ストーリーのテンポが良すぎるもので……いったい、どうなるのでしょうか？分かりません。(´・ω・`) (2018年12月9日 7時) (携帯から) (レス) id: e5ef8f5494 (このIDを非表示/違反報告)
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