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12、捕らわれのトウマ ページ31

ガラッ

ア「みんな何をしてるんだ?」

探偵事務所にアキノリが入ってくる。

ム(妖)「なんか、占い師のサイト見てる。よくわからないけど。」

今日は珍しく事務所の中で、妖怪姿でいる。気分だけどね。

ナ「アキノリも見ようよ!」

ア「え〜、占い師?」

アキノリは乗り気じゃない様子だ。

サイトにはこう書かれていた。
「彼女のその瞳が見通すのは完全真実そのもの。すべてを100%言い当てる占い師を超えた占い師、その名は千堂 レイ。」

ア「いやいや、大袈裟でしょ〜?占い師を超えた占い師ってそれ、結局占い師じゃん!」

ナ「ううん、千堂 レイは人呼んで、パーフェクト占い師!」

そう言うと、ナツメはある動画をつける。その動画は、ある女性とペットの亡くなった犬についてぴったり当てたというものだった。

ナ「ほらね?」

ケ「すげ〜!」

すごいけどね・・・。

ア「何か嘘くせ〜。」

ム(妖)「占いは信じないんだね、アキノリ。」

ア「だって、ヤラセの匂いがプンプンだもん。本当の不思議なら信じるけどさ。」

ム(妖)「そっか。」

アキノリは気づいていないんだな。これ、妖怪絡みなのに。まぁ、丁度いいか。

ミ「ちなみに、占いなどしなくとも私がナツメさんを守る未来に変わりはありません!」

ナ「そういう未来、お呼びじゃないんで。」

ウィ「こういう未来、私にはバッチリ見えていました。」

ははは・・・。

ナ「あっ!見て!」

ナツメはパソコンを指す。どうやら、今日千堂 レイのパーフェクト占いショーが中央広場にて行われるらしい。

ケ「ホントだ!行って占って貰おうよ!」

ト「うん、そうだね・・・。」

ム(妖)「行くの?面倒くさくない?」

止めても無駄。だって、行く未来は変わらない。

ア「別にいいだろ?ケースケは、予言とかは信じないんじゃなかったっけ?」

ナ「占いは信じるんだ?」

ケ「あ、いや・・・。信じる信じないとかじゃなくって、占いはエンタメーテントっていうか、なんと言うか・・・。」

ム(妖)「エンターテイメントね・・・。」

ケ「あ〜!もう!いいから行こうよ!」

ケースケがそう言ったので、僕は猫姿に化けた。

そして、みんなで中央広場に向かった。

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ピカヒカリ - ストーリーのテンポ速いですよね。ん〜、イツキがエンマだった場合、シンたちと一緒に行動できないと思うんですがね。でも、Foreverfriendsじゃない可能性もあるんですよね。姫出てないし、よく分かりませんね。私はシャドウサイド続いてくれると嬉しいですね。 (2018年12月9日 15時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
寝高麗☆トラジロー - 確かに……私も《地方勢》だけど、シャドウサイド終っちゃいそうだと感じています。あまりにも、ストーリーのテンポが良すぎるもので……いったい、どうなるのでしょうか?分かりません。(´・ω・`) (2018年12月9日 7時) (携帯から) (レス) id: e5ef8f5494 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピカヒカリ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年12月4日 16時

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