7、顔裂け女 ページ11
？「私はアズサさんの働く花屋で売られている食虫植物です。」
ケ「食虫植物？」
ト「虫を捕らえて栄養にする植物のことだよ。」
ア「要するにパックンフラワーのことだろ？じゃ、名前はパックンに決まり！」
安直過ぎやしないか？
パ「パックン･･･？」
ナ「パックン、虫が好きなんだ！」
パ「え、あ、別に好きってわけじゃないんですけど養分になるので･･･。人間で言うとサプリみたいな物です！」
ム(妖)「へ〜。」
ケ「べっこう飴が好きなんでしょ！」
パ「いえ、特に好きではありません。」
ケ「ええ！じゃあ･･･、ポマードポマードポマード！」
パ「ポマードって何ですか･･･？」
ウィ「どうやら、うすらぬらの書き込みは全部、デタラメだったようですね。」
ナ「ねぇ、パックン。アズサさんを守りたかったってどういうこと？」
パ「それは･･･。」
どうやら、パックンの話によるとパックンはアズサさんがパックンが脅かしてきたところのビルで下敷きになる未来が見えたらしい。だから、大好きなアズサさんを守るため顔裂け女の姿となり脅かしていたのだという。
アズ「こら〜！！顔裂け女！！」
ナ「アズサさん！？」
アズ「さっさと出てこーい！！」
パックンのはなしが終わるとアズサさんがなんと、戻ってきたのだ。
ト「武器を持って戻ってきたんだ･･･。」
ナ「武器って言うかじょうろだけど･･･。」
ム(妖)「じょうろでどうやって戦うんだろうな･･･。」
ナ「パックン〜！！」
パックンはあわてた様子でナツメの腕から出てアズサさんのもとへ向かった。
パ「あぶなーい！！！」
ナ「アズサさん！パックン！！」
次の瞬間、ビルが崩れた。
ナ「アズサさ〜ん！！」
ム(妖)「パック〜ン！！」
僕たちは崩れたビルの瓦礫からアズサさんとパックンを探していた。パックンは今どうなっている？
ナ「アズサさん！？大丈夫でしたか？」
アズサさんは頷いた。
アズ「え･･･。まさか･･･。こいつ、うちの店の･･･。間違いない･･･『売れ残り』･･･。」
アズサさんはくたびれた食虫植物のパックンを見て拾い、そう言った。
ケ「パックン･･･。」
ア「自分の身を犠牲にして、アズサさんを守ったんだ･･･。」
その後、アズサさんはパックンを近くの花壇に埋めた。
ナ「あの･･･。」
アズ「君たちに怪我が無くてよかったよ･･･。それじゃ･･･。」
そう言って、アズサさんは去っていった。俯いたままで。
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ピカヒカリ - ストーリーのテンポ速いですよね。ん〜、イツキがエンマだった場合、シンたちと一緒に行動できないと思うんですがね。でも、Foreverfriendsじゃない可能性もあるんですよね。姫出てないし、よく分かりませんね。私はシャドウサイド続いてくれると嬉しいですね。 (2018年12月9日 15時) (
レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
寝高麗☆トラジロー - 確かに……私も《地方勢》だけど、シャドウサイド終っちゃいそうだと感じています。あまりにも、ストーリーのテンポが良すぎるもので……いったい、どうなるのでしょうか？分かりません。(´・ω・`) (2018年12月9日 7時) (携帯から) (レス) id: e5ef8f5494 (このIDを非表示/違反報告)
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