11、月猫は何を考えているのか ページ29
トウマside
妖怪探偵団の活動が終わり、家に帰ってきた。
ト&ム「ただいま。」
ム「眠いなぁ〜。」
そう言って、ムーンは大きなあくびをする。
ト「じゃあ、寝る?」
ム「いや、その前にトウマに大事な話をしなくちゃいけない。」
ト「大事な話?」
ム「うん、僕の話を少しね。」
ムーンの話・・・?
ム「僕は幻光族で上級妖怪。だけど、強くないんだよね。昔の君に似てるんだ。」
ト「昔の僕・・・?」
ム「そう、昔の君。僕は君と一緒だった。」
ト「僕と一緒・・・?」
ム「だから、僕は君を選んだのかなって思っているんだ。前に僕たちの出会いは僕が仕組んだってって言ったでしょ。」
あの時のことか・・・。
ム「でも、僕が何故君を選んだのか詳しくは僕自身もわからない。」
ト「何で!?」
自分のことだし、そこまで昔のことではないのにどうしてわからないのだろう?
ム「何か、気になったんだよね。それだけさ。」
そう言って、ムーンは月を見た。その表情は雲一つ無い真剣な表情をしていた。
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ピカヒカリ - ストーリーのテンポ速いですよね。ん〜、イツキがエンマだった場合、シンたちと一緒に行動できないと思うんですがね。でも、Foreverfriendsじゃない可能性もあるんですよね。姫出てないし、よく分かりませんね。私はシャドウサイド続いてくれると嬉しいですね。 (2018年12月9日 15時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
寝高麗☆トラジロー - 確かに……私も《地方勢》だけど、シャドウサイド終っちゃいそうだと感じています。あまりにも、ストーリーのテンポが良すぎるもので……いったい、どうなるのでしょうか?分かりません。(´・ω・`) (2018年12月9日 7時) (携帯から) (レス) id: e5ef8f5494 (このIDを非表示/違反報告)
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