中也になんか… ページ7
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太宰side
ずっと、嫉妬していた。
恋仲、という関係なのに私の事は
太宰幹部呼びのままで
其れなのに中也の事は名前で呼んでいて。
癪に障るけど、私と殆ど同じ立ち位置に居る
中也とはタメで話していて。
相手が中也でなくとも嫉妬で可笑しくなりそうなんだ、
其れが大嫌いな奴になったらどうなる………?
でも、恋仲になったんだ。
簡単に手放しやしないし、出来るならずっと
私の側に居させる。……監 禁とかは流石にしないけれどね
何なら、この感情をドロドロに溶かして
君に注ぎ込んであげようか………
太宰「ねぇ、A。中也何かに聞かなくても
私に聞けばいいじゃないか。
私は君の恋人なのだよ?」
『っ………否、太宰さんには聞けない…と言うか……』
反応を見るに、私の事に対してか……
そもそも、私には聞けない事なら
大体、私の事に対してだろう。
私 ¨ には ¨ だからね
太宰「私には、聞けない事ねぇ………
.
………少し、お仕置きしようか…」
少し、押し倒しただけで 顔を真っ赤に染め上げて
息を吐くのにもやっと、って感じだったからね。
接吻でもしたら………
どうなるだろうね___?
『っえ………だざ_____』
言葉を紡ぐ前に私ので塞ぐ。
前にも1度、接吻したけれど
アレは無我夢中でしてしまったからね…
太宰「………………」
本当は少し深くしたかったけれど
今は、此れだけにしておこうか。
スッと唇を離す。
『っあ、だ……だざい、かん…ぶ……』
ハニトラとかよくしていた癖に
触れられるのは慣れていないのだね…
太宰「…ふふっ……そんなに吃驚したの?」
思わず幹部呼びしてしまうぐらい。
顔、真っ赤だなぁ………
『っだって……太宰さんがいきなり……
接吻…なんてことするから………』
太宰「………此れからもするつもりなのだけれど?」
『っっ〜〜〜……!!』
声にならない声をあげる程、恥ずかしかったのかい……
『太宰……さん…』
太宰「ん、なんだい?」
『あの……接吻とか……嬉しいんですが……
その、急にするのは恥ずかしいのでやめて下さい……』
嬉しい…………んだ…
太宰「……暫くは善処してあげよう。
けれど、大体は急にすると思うから。
……………………覚悟してい給えよ」
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青空と雨 - 峯 詩月さん» 来てくれてありがとう(´;ω;`)楽しみとか嬉しすぎる、、 (2019年8月12日 18時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
峯 詩月(プロフ) - 続編おめでとう!すっごく楽しみ(*^^*) (2019年8月11日 17時) (レス) id: 4dd55cf8cc (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 桜月さん» ありがとうございます!それは良かったです!はい、これからも頑張ります! (2019年8月9日 19時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
桜月 - 続編おめでとうございます!続編も見れる事、すごーく嬉しいです!これからも頑張ってください!応援してます! (2019年8月9日 15時) (レス) id: 0b13d6cbae (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 銀桜さん» 太宰さんイケメンですよね!そのイケメンを出せているようなら良かったです! (2019年8月9日 9時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青空と雨 | 作成日時:2019年8月9日 0時