やいたもちは、いもよりやすい ページ6
「おはようございます!!!」
外にゴミを捨てていれば、近所の少年_煉獄さん家の長男に挨拶された朝。
いつも、どこで声と元気を持っているのだろうと疑問に思いながらそれを__
「__どう思う?」
「あ?何がだよ」
「あの子の元気はどこから来ると思う?」
台所で昼食を作る実弥の背中を見る。
大きいな、高校生で成長期・・・
ふむ、もっと伸びるなこれは。
「知るわけねぇだろが」
少し、イラついた口調だな
「作業中に話しかけられてイラついたのか?
それは申し訳ない」
「はぁ!?なんでそんなるんだよ!この頃テメェが耳にタコができるほど話して来るからだろうがァ!!」
「あーあー、こっちみてていいの?鍋沸騰してるぞ」
「がぁー!!!」
「ハッハッハッ」
乾いた笑いが木霊する。
「んなに、いいのかよ」
ぽつりと零す本音に自分の小ささがよく分かる。
「ん?なんか言った?」
「いってねぇよ」
「そうか、なら私の耳はこの歳でダメになったか」
「うるせぇ」
「然し、可愛いねぇ実弥は」
「うるせェェエエエエ!!」
「可愛い嫉妬かな?さ」
「聞こえてんじゃねェエかァアア゛ア゛!!!」
「アッハッハッハッハッ」
林檎実弥はその後狼狽えすぎて包丁で指を切り、油で火傷をした。
___後日
「ドッペルゲンガーっているんだな」
「・・・・・・・・・・頭大丈夫か」
「いやな、この前から話してた煉獄家の人達と出会ってな。父親と長男、次男の顔が似すぎて本当はドッペルゲンガーなのでは、と思ってな」
煉獄家の父親の遺伝子が強すぎるとわかった響生だった。
*
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今回は短かったです。
何が描きたかったかはわからないですがw
あと2話ぐらいは短編になりそうです!
いきつくばしょに、おどるあこよ→←のんでのまれて、おぼれおちる
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作者名:ふぉん鴉v | 作成日時:2020年5月17日 21時