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抱っこをして、和くんが蓮くんに話し始めた。
和也「今日、帰りに女の人いたの、見た？」
蓮「まさきがおいかけてたひと？」
和也「そう。あの人ね、蓮のこと産んだお母さんだったの。そのお母さんとは会っちゃいけないっていうのは、蓮も知ってるよね？」
蓮「うん」
和也「でもね、約束破って会いに来てたんだって。」
蓮「ほんとはね、はなしかけられたの、こないだ。」
和也「え？」
蓮「そといったとき、れん。ってよばれて、れんのおかあさんだよ。って」
和也「うん」
蓮「だけど、おれのかあちゃんじゃないっていったの。しりませんって。そしたらいなくなった。」
和也「そうか…。分かった。蓮、話してくれてありがとう。A、ちょっと弁護士のところ行ってくるから。」
「わかった、行ってらっしゃい」
和くんを見送って、抱っこしたまま、蓮くんと話す。
「もしもまた同じ事があったら、すぐ教えてね？」
蓮「うん、わかった。ねぇ、かあちゃん。」
「ん？」
蓮「Aは、かあちゃんやめたりしないよね？」
突然のその言葉に、泣きたくなった。
思わず、抱っこしたまま、床に座った。
「やめたりしないよ。ずっと、Aは蓮の母ちゃんだよ。」
蓮「じゃあ、れんはずっとかあちゃんのむすこだね！」
ポロっと、右目から涙を流しながら言うから、私もつられて涙が出た。
「そうだよ、ずっと母ちゃんの息子だよ。ずっと大好きだよ。」
そう言って、ぎゅーってだきしめた。
蓮「あはは！大好き〜！！！！！！」
小さくて細い腕を私の背中に回した。
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瑤子(プロフ) - 葉月さん» コメントありがとうございます！蓮くん、可愛いですよね〜。こんな息子が欲しいです〜〜！ (2016年12月4日 19時) (
レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - ジュンさん» コメントありがとうございます！話がガラリとと変わっていきます。移行した5章でも、よろしくお願いします！ (2016年12月4日 19時) (レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
瑤子(プロフ) - リオさん» コメントありがとうございます！はじめまして、そしていらっしゃいませ笑！移行した章では可愛いだけでなく、カッコいい蓮くんも見れると思うので、お楽しみに！ (2016年12月4日 19時) (レス) id: c703e7a027 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 続きが楽しみです！レンくん可愛い♪ (2016年12月4日 7時) (レス) id: f98425d45f (このIDを非表示/違反報告)
リオ - 初めて読まさせて頂きました！カッコいい和くんと可愛い蓮くんにずっとニヤニヤしながら読ませてもらいました！続きを楽しみにしてます！ (2016年12月3日 10時) (レス) id: fe1e201bdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑤子 | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/youko8509
作成日時：2015年11月4日 15時
