〜地獄へのカウントダウン〜11 ページ49
クルルが話し終え、ルココに一つ、分からない事が出来た。
又、クルルもその事に関しては触れておらず、ルココは尋ねようと思い口を開いた。
「クルルさん」
「あんだよ」
クルルはいつの間にか取り出していたクルル製菓の、脳がよくなるスナック、なる物を貪っている。
渦巻きの形をしたスナックは、食べたら違う意味合いで脳がよくなりそうに見えてしまう。
「何故、キルルがコピーされているのですか」
そう、彼女は根底を知りたかった。
根源から絶つ事が出来れば話は早い。
クルルは低い唸り声を短く上げて、頭をぼりぼりと掻いた。
「分かんね。まだ調査中だ。予想としちゃあ、そのキルルグッズが関係あると思ってるけどな」
しかし、模倣キルルの元が絶つ事が出来ればルココのキルルグッズーー瞳とベルトーーも解決するのかもしれない。
ルココの瞳とベルトを交互に指差してクルルはカタカタとタイピングを始める。
「まア、あくまで予想であって事実ではない。鵜呑みには出来ねぇけど信頼も出来ねぇ。そんなモンだ」
カタカタという音が重なるにつれて、ラボの機械が動き出す。
段々と明るくなって行くラボの主は最後に影を落とした。
「軍の捨て駒って事は忘れんなよ、砲兵ちゃん」
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クローン(プロフ) - Say akaさん» 有難うございます。番外編やら続編やらは後々ひっくるめてお話しようと思っておりますので、今暫くお待ち頂けると有難いです。 (2015年5月3日 16時) (
レス) id: d8750a893b (このIDを非表示/違反報告)
Say aka(プロフ) - この小説凄くいいです！！これからも更新頑張ってください(＾ｰ^)ノあと、番外編とか作りませんか? (2015年5月2日 13時) (レス) id: f86aeafa04 (このIDを非表示/違反報告)
クローン(プロフ) - 清河清明さん» 紹介されるような物である事に恐縮です。書き方とかはようやく整って来たので何とも言えませんが、そこが仇になる事もあるので良かったです。コメント有難うございました…！ (2015年3月26日 12時) (レス) id: d8750a893b (このIDを非表示/違反報告)
清河清明(プロフ) - こんにちは。友人の紹介で読んでみたら予想以上に面白く、通信規制の一歩手前までいってました（笑）台本小説でもなくスーパー完璧少女でもない彼女の生き様に久々に胸熱でした (2015年3月24日 18時) (レス) id: 07f2a719b6 (このIDを非表示/違反報告)
クローン(プロフ) - 名無しさん» おわわわ…！ こちらこそコメント有難うこざいます。この作品に世界観なる物が作れていたようで光栄です！ (2015年3月1日 7時) (レス) id: d9f1c78e75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クローン | 作者ホームページ：ホームページはありません。
作成日時：2015年1月11日 8時
