〜我ら若手兵〜1 ページ25
訪問者は突然にやって来る。
警報音の鳴り響く指令室には既に全員が揃っていた。
「識別コード、ケロン軍、パターン赤。模倣キルルです！ アンチバリア展開反応確認、てゆーか虎視眈々？」
模倣キルルであろう事はモアの連絡がなくとも予想は付いていた。
ケロロ小隊とモア、ルココはメインモニターを見つめる。
暫くぶりの模倣キルル襲来ではあるが、ドロロとルココが共闘した時よりは数が少ない。
模倣キルルの数はまちまちで、冬樹がさらわれた時が最も多く、今回が最も少ないと見られよう。
「模倣キルル、三次元装甲を構築中、解析急ぎます。てゆーか正体不明？」
モアにより新しい情報が入る。
三次元装甲、今回は防御型か。
それを聞いたケロロは頷き、タママ、ギロロ、ドロロ、ルココの目を見据えて言い放つ。
「了解、クルルとモア殿はそのまま解析を続けるであります。その他は……やりたい様にやるであります！」
厳粛な雰囲気が一気に崩落した音が聞こえた。
ルココは粗雑な指示に肩透かしを食らった。
ちらりと周りを見れば明らかに呆れた表情。
しかし異議を示す事がないため、タママ、ギロロ、クルル、ドロロは分かり切っているのだろう。
どうやら普段はこんな感じらしい。
やがて了承の声が指令室に響いて彼らは駆けて行った。
それを追う様にケロロもビーム銃を装備して地下基地を後にした。
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クローン(プロフ) - Say akaさん» 有難うございます。番外編やら続編やらは後々ひっくるめてお話しようと思っておりますので、今暫くお待ち頂けると有難いです。 (2015年5月3日 16時) (
レス) id: d8750a893b (このIDを非表示/違反報告)
Say aka(プロフ) - この小説凄くいいです！！これからも更新頑張ってください(＾ｰ^)ノあと、番外編とか作りませんか? (2015年5月2日 13時) (レス) id: f86aeafa04 (このIDを非表示/違反報告)
クローン(プロフ) - 清河清明さん» 紹介されるような物である事に恐縮です。書き方とかはようやく整って来たので何とも言えませんが、そこが仇になる事もあるので良かったです。コメント有難うございました…！ (2015年3月26日 12時) (レス) id: d8750a893b (このIDを非表示/違反報告)
清河清明(プロフ) - こんにちは。友人の紹介で読んでみたら予想以上に面白く、通信規制の一歩手前までいってました（笑）台本小説でもなくスーパー完璧少女でもない彼女の生き様に久々に胸熱でした (2015年3月24日 18時) (レス) id: 07f2a719b6 (このIDを非表示/違反報告)
クローン(プロフ) - 名無しさん» おわわわ…！ こちらこそコメント有難うこざいます。この作品に世界観なる物が作れていたようで光栄です！ (2015年3月1日 7時) (レス) id: d9f1c78e75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クローン | 作者ホームページ：ホームページはありません。
作成日時：2015年1月11日 8時
