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月曜日。
起きたらいる、チャラい人。
でも、好きな人になりつつある。
北「…はよ。
ねむー。」
「でも仕事だよ?
行かないと。
…流石に一緒に出勤はやめよ?」
北「別に良くね?
一緒に行こうよ。」
「いってもいいけど、たまたま会ったってことにしてね?」
北「…まぁそれはお前の言う通りにする。」
流石に、ばれたくないもん。
朝ごはんを作りつつ、お弁当箱にご飯を詰めた。
北「あれ〜。
これは俺っちのですよね〜???」
なんだ、俺っちって。
「ちがいまーす。
私のです。」
北「ちぇー。
今日も玉とランチかよ。」
ふてくれてるひろくん。
…実はひろくんの分も作っちゃってるのに、恥ずかしくて言えない。
だって、最初に私がお弁当じゃなければ作るっていっちゃったんだもん!
「…ちょっと見た目変えたらひろくんの分も作れるかも。」
本当はあるよっていえなくて、わざと嘘をついた。
そしたら、
北「まじで?
よっしゃー!!!」
ってすごく喜んでくれてる。
…やばい、もうキュンキュンなんでけど。
「でも、少ないかな。
お弁当箱なくて。
今度買ってくる。」
北「別にいいよ?
てか、俺が買ってこようかな〜。
なんかこの部屋、俺専用の物ないじゃん?」
だって。
そりゃないよ!
いきなり住んで、3日目だよ!?
あっても、ひろくんが持ってきた生活に必要なものだけ。
歯ブラシと、着替えと、髭剃り…くらい?
北「今日買ってこよ〜。
歯ブラシとかは持ってきたから、茶碗系だな。
あとは…ゴム?(笑)」
「…!!!
ばかっ!!!」
…やっぱ、ちゃらい!!!!!
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作者名:yun | 作成日時:2017年4月11日 0時