Love Me？2 Ki

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もともと生理不順の私は、月に1回来るはずの女の子の日が来なくてもなんとも思わなかった。

それにたまにそれっぽいものは来てたわけだし。



だからなんにも気にしてなかったけど、今になって怖くなる。





ひろと別れて藤ヶ谷さんを頼るって決めた矢先、もしお腹に赤ちゃんがいたら…。



その子は100%ひろの子なわけで。




不安なまま過ごしててもダメだと思った私は、南に電話して南の家へ行くことにした。






｢…南、不安だから一緒に確認してほしい。｣





そしてトイレに行って検査して、



結果、





｢…線、ついてる。｣






妊娠検査薬には、くっきりとした線がついていた。


うそ、本当に？



…ありえないよ。




いろんな感情がいり混ざって、涙が出てくる。

素直に喜べないし、どうすればいいのかわかんない。



そしたら、



南｢A？｣


南の呼ぶ声がした。








トイレから出て、その結果を見せる。

泣いてる私、南を見たら声も出ないくらいびっくりしていた。




南｢…これって、まさか？｣



｢…うん。

ひろの子だよ。｣



南｢とりあえず産婦人科に行かないと、あと先輩に…｣



｢ひろには言わないで！！！｣



南｢A…｣





もう別れて、辛い思いもして、もしこのことを伝えたら上手くいくのかな。

上手くいくとは思えない、だから言いたくない。



｢自分でちゃんと考えるよ…。



藤ヶ谷さんには、謝らないとっ。

一緒にいる資格ないよっ。｣






私に手を差し伸べてくれた藤ヶ谷さん。


でも、もうその手をとってはいけないんだと思った。

迷惑かけれない。



｢…せっかく命が宿ってるのに、喜べないお母さんなんて最低だよね。｣



南｢そんなことないよ。


今は混乱するに決まってるし、ちゃんと考えてからでいいよ。｣



｢うん。


お母さんに相談する。



…って、自分もお母さんと同じになっちゃった(笑)

浮気されて結婚もせずに育ててくれて。


私誇りに思ってるからお母さんのこと。


でも、この事言ったらどう思うのかな…。｣





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