探偵社での藤原さんは【4】【文豪ストレイドッグス】

2幕 ページ5

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『え？は、え？はぁ！？』




えぇ？本当に誰だよこの餓鬼。




「俺...お前達に負けた。あの日の夜、」



あの日の夜．．．ま、真逆っ




『お前．．．あの時の..."夜ノ化物"っか？』




夜ノ「うん...そうだ。お前に、2回も負けた。それで色々...あって、ここに居る。」




なんか．．．厄介者が増えたような...




志賀「ごめんね。私も実際あの場所に次の日の夜に行ったんだ。そしたらこの子が居てね、色々聞いたら真逆の夜ノ化物だって知ってそれでこの子がAの所に行きたいって行ってさぁ」



．．．何となく分かった気がする...はぁ



それにしても此奴はもう死んでいるはずだ、ただ単に魂が生き残って、肉体は朽ちたもの。



確か...中国に伝わる"キョンシィ"って言う生き物がいたな。

ならば此奴も似たようなものか。





『それで...？私に何を求めてここまで連れてきてもらったんだ？』





夜ノ「俺、お前に負けた...負けた奴、勝ったやつに従う。」




『従者として、私に服従か...私、そうゆうのいらないから他を渡れ』





まず私は誰かを支配したい程強欲に満ちてはいない。ただ対等にだが多少は私が有利に


確実にメリットが有るものを望む。だからこそ従者なんていらない。





夜ノ「それに...俺、お前のこと。好きだから」



『．．．は？』



志賀「まぁ...！！」



直弥さん？なんでうきうきしているんですか？


いやいやそれ以前にそんな直球で言われるとは．．．





『だがなぁ...そうは言われても私はお前を従者とかにはしない．．．』






いや待て、此奴は元はと言えば"夜ノ化物"だ。

もしここで何かをしておかなくては後々面倒事がまた再発生するのでは？








．．．．確かにこっちにメリットが大きいし多いい






『．．．なら、従者とか奴'隷とかじゃなくて、私と"契約"を結ばないか？』



夜ノ「契約...？」






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