22幕 ページ26
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エンジンを掛けて、ヨコハマに帰ろうとする
『ほんと...人間を捨て化け物になったよな。これなら伽耶の方が余っ程人間らしいじゃないか...ま、もう他人同士だしどうでもいいか』
「お、お待ちをっ！」
『？...なんの用？次から次へと下らない事に付き合う程暇じゃないの、帰ろ』
後ろを振り向くと先程私を家の中を案内した使いの者がいた。
「っ．．．私は貴方様に渡さなくてはいけないものがあるのです。これを...」
私に渡してきた物は手紙だった。
『...なんの手紙なの？』
「私にも分かりません。坊っちゃま、いえ...森夜様が昔お嬢様に書いた手紙です。」
森...夜兄さんが．．．？
それだったら森夜兄さんが死ぬ前に書いたってこと？何でそんなもん今になって渡しに来るんだ？
「その手紙を渡すのが遅れてしまい申し訳御座いません。ですがそれは森夜様からお嬢様に渡して欲しいと言われたものなのです。」
『...見ても、いいの？』
「...いえ、まだ。まだ見てはなりません。」
...どうゆう事？昔に兄さんが書いたものなら別に今見てもいいものだろう。
ふと、何か書いてあるのに気づいた。
"6月27日"？
あれ？この日って確か
『私の...誕生日』
「はい、出来ればその日になった時見てもらいたいのです。それが森夜様からのお願い事です。私は中身は知りません、ですがきっとお嬢様...いえ、A様の事を思い書いた物です。」
．．．嗚呼、思い出した。この人...兄さんの専属使いだ。兄さんが居ない間偶にだけども色々やってくれたっけ、でもそれに気づいたのは後々だったけども
影から私の事を見守り続けてくれた人
「私は何も出来なかった身、本来あの日にこの手紙を渡すつもりでした。ですが渡そうとする時にはもう居らず少し後悔をしてしまった。」
『...いや、何も出来なかった訳では無いだろ？影から色々助けてくれた今の私は知っているありがとう。』
「っ...！いえ、私は大したことは何も！ですが...良かった。A様は生きていて...っ」
何故が今にも泣きそうになっている。
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推し推せ - # 村人C めっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ分かる!！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2023年3月26日 19時) (
レス) @page7 id: b86dee8da5 (このIDを非表示/違反報告)
yomogizakura(プロフ) - 姉ヤバい奴 (2022年10月27日 17時) (レス) @page49 id: 301f09f551 (このIDを非表示/違反報告)
村人C - 藤原さん頑張って… (2022年8月19日 7時) (レス) @page23 id: e65441a1a5 (このIDを非表示/違反報告)
零舞 - 毎日更新しているんですか？現在進行形で読む小説がなくって新鮮です！！更新めっちゃ早くて吃驚しました！ (2022年8月8日 7時) (レス) @page9 id: 234ea08343 (このIDを非表示/違反報告)
僕は犬 - ああ………好きだわ(脳死) (2022年8月7日 17時) (レス) @page9 id: 687113cbb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天乃零 x他1人 | 作成日時：2022年8月6日 13時
