ut×tn 非対称 ページ22
tnside
最初は何かの間違いかと思った。
目の前で、人が飛び降りようとしている光景は衝撃的で、必死で何処かの誰かを止めた。
青っぽい髪に眼鏡の奥には光がない死んだ目。
虚ろげにいつも何処かを見ていた。
鬱「あんたは優しいなぁ。俺なんかに構っても何にもないで？」
そんなことどうでもよくて、兎に角目の前の彼を生きるのに必死にさせたくて、俺は軍に彼を入れた。
最初は少し驚かれたし怪しまれた。
けど、俺にとって彼はどこか大切に思えて。
その感情の名前は…
鬱「どうしたんトンち？…また寝とらんの？」
大先生の声でふと現実へ引き戻される。
懐かしいことを思い出すもんだとペンを置きマグカップに手をつけた。
赤いマグカップは大先生が買ってくれたもの。
端が少しだけ欠けているのを見て笑みを我慢出来なかった。
大先生がミスって落とした時やったな、なんて思い出しながらまたペンに手をやった。
ト「はい、これミスとかの書類。ここでやり。」
大先生が渡してきた書類の五割を渡して自分は他の奴の書類を見た。
鬱「え、こんなに？俺頑張ったんに。」
ため息をつきながらもしっかりやる大先生を横目にまた気を取り直して机に向き合った。
気付けばあれから一時間経っていて、大先生の側にある書類も減ってきている。
鬱「はい、トンち。…無理しいひんでや。」
微かに動いた口からはそんな言葉が聞こえ、影は後ろに動く。
鬱「トンち無理しんでや、俺も手伝ったりするしさ。俺を頼ってえよ。」
耳元で囁かれ手は止まり、なんとも言えないようなものが込み上げる。
ト「…大先生。」
考えても返し方は思い付かず、思考が追い付かない。
フリーズしていると大先生の手が俺の顔を掴み優しくキスされた。
鬱「…ベッド行こ、優しくするから。」
その声に導かれるままベッドに沈めば優しく求められる。
ト「…好き、大先生。」
聞こえるか分からない声で呟けば笑う大先生。
自分とは真反対な彼に翻弄されながらも俺は暗闇のような快楽に突き落とされる。
鬱な彼に、今日も俺は惹かれてく。
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ウレツ - osutが見たいです。よかったですよ！ (10月12日 7時) (
レス) @page26 id: 227813be4a (このIDを非表示/違反報告)
足が痺れる、、、病気？ - 大先生が、何をいったかって？ふっ、そんなこと僕の小さい脳みそでわかると思うかい！？(４１ページ) (2022年4月24日 23時) (レス) @page41 id: 10c992112a (このIDを非表示/違反報告)
足が痺れる、、、病気？ - 誤字は草。em総受け、、、ﾁﾗｯ (2022年4月24日 17時) (レス) @page20 id: 10c992112a (このIDを非表示/違反報告)
天音 - すみません。誤字です。紙じゃなくて神、、 (2022年2月12日 19時) (レス) @page20 id: 85e6b27186 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - shp総受け紙ですね！あと、リクでzm×shpほしいです。！できたらで良いので！これからも頑張ってください！ (2022年2月12日 18時) (レス) id: 85e6b27186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和菓(とうふ) | 作成日時：2018年10月28日 17時
