4話 ページ6
藤襲山に入って六日目の夜
なんとか最後の夜だ…
ここまで長かった
いったい何匹の鬼の頸を斬ったのか覚えていない
でも、あとこの夜を乗り越えられたら合格だ!
A「・・えっ?」
目の前には、藤襲山では見たことのないくらい大きくて強い気配のする鬼がいつ間にか立ちはだかっていた
その鬼は私を狙ってきた
A「わっ、、」
なんとか避け切ったが、刀が手からすっぽ抜けてしまった
A「!しまった…!」
間髪入れずに鬼は攻撃をしてくる
A(やられる……!)
殺されると思って半ば諦めていたら、誰かが鬼の手を斬ったらしい
私は殺されていなかった
?「君さ、なんで諦めたの?」
あっ、美少年…。
助けてくれたんだ
?「なんかコイツ、他の鬼と違うね。少しだけ強いみたい。」
かなりの強さだったと思うが、それを少しだけと言ってしまう彼は才能があるのかもしれない。
実際にその鬼を一瞬で斬ってしまった。
A「助けてくれてありがとう。君がきてくれてなかったら、殺されてたよ」
?「そうみたいだね。なぜだかわからないけど……君には今ここで死なれたら困る気がしたから。」
A「?そう…なの??」
?「もう次は助けないから。一人で生き延びてね。じゃあ」
そう言うと美少年は、また姿を消した。
本当に彼は天才なんだなぁ
私とは全然違う
その後、私は鬼と遭遇もしたが頸を斬って無事に七日目の朝を迎えたのだった
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Rio(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださって嬉しいです!遅くなってしまうかもですが…更新頑張りますね(^^) (2020年10月27日 23時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年10月27日 22時) (レス) id: 96f0590609 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 零葉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^)期待に添えるように頑張りますね! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
零葉 - やべぇめっちゃドギマギハラハラするぅ(((更新頑張ってください! (2020年6月9日 0時) (レス) id: 6279a5e4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rio | 作成日時:2020年3月24日 23時