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42話 時透side ページ44

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今日もAは僕の屋敷に泊まりに来る


夜になって、いつもならもうそろそろ来るはず








だけど、


なかなかAは来ない






遅れる時はいつも鴉で教えてくれるのに、何かあったのだろうか?


僕は玄関先に行き、Aが来るのを待った







少ししてAが走ってきた



時「A!!遅かったね、心配したよ。」




玄関から屋敷の中は戻ろうと歩き出したが

彼女は立ち止まったまま屋敷へ入ろうとしなかった



時「?はやく入りなよ?」



A「ごめんなさいっ、私戻らないと…。」





焦った顔で息切れをしながら

戻らないとと言っている彼女







時「なにかあった…?」





A「小芭内が……、熱がすごくて、倒れちゃって……。誰もいなくて、放っておけないの…」






また、伊黒さんだ




時「それ、Aじゃないとダメなの…?」





A「……………」






Aは目に涙を溜めて困ったような顔をしている





時「嘘だよ。いいよ、…いっておいで」





ごめんね、

そう言って


Aは走って戻っていってしまった








そういえば少し前の柱合会議の時

伊黒さんと甘露寺さんは別れたと言ってたな

嫌なことばかり思い出してしまう








知ってた、



Aが伊黒さんのことをずっと気にしていたことも


伊黒さんもAのことが好きなのも


僕には好きって言ってくれたことがないことも






知ってたけど







一瞬で伊黒さんに持っていかれるのは








辛い

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設定タグ:鬼滅の刃 , 伊黒小芭内 , 時透無一郎   
作品ジャンル:アニメ
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Rio(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださって嬉しいです!遅くなってしまうかもですが…更新頑張りますね(^^) (2020年10月27日 23時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年10月27日 22時) (レス) id: 96f0590609 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 零葉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^)期待に添えるように頑張りますね! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
零葉 - やべぇめっちゃドギマギハラハラするぅ(((更新頑張ってください! (2020年6月9日 0時) (レス) id: 6279a5e4e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rio | 作成日時:2020年3月24日 23時

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