【鬼滅の刃】あたしのとなり

26話 ページ28

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え？




あれ？いま無一郎くんなんて言った？

好きって言ったよね…？





私を？無一郎くんが……？？







時「A？」




無一郎くんの気持ちはすごく嬉しいけど
この間、小芭内のことをまだ好きだって自覚してしまっている






A「！……あの、びっくりしたけどありがとう。…でも、私…私は……」




小芭内がまだ好きなの、と言おうと思ったら

無一郎くんが先に言った







時「返事はいましないで。Aの気持ちは知っているし、それでもいいからって思ってAに伝えたんだから。」







A「でも……」






そんな曖昧なままでいたら無一郎くんに悪い気がする


かと言って、無一郎くんの言葉を遮ってまで突き放すことができない私も、なんて意地悪なんだろう






時「今度、お互いが非番の時に逢引してくれない？そこで返事を聞かせてよ」





A「…うん、わかった。」







私もパニックになっている頭を落ち着かせたかったから、ありがたかった






屋敷についても、いまだに脳は混乱しているようで寝付くこともできなかった









翌朝 早朝



・・・もう朝かぁ

一睡もできなかった…






日光に当たろうと縁側に向かったら、無一郎くんの鴉が飛んできた





鴉「ウチノ子カラ貴女ヘ手紙ヨォ！」


A「えっ！無一郎くんから？…なんだろう」





昨日の今日だったため、手紙の中身を見るのにドキドキしている





時「僕は今日から長期任務に行くことになったから、次に会えるのははやくて一ヶ月後かな。楽しみにしてるね。」





無一郎くん、長期任務かぁ

柱は忙しいんだな…

そんな人が私を好きだなんて…夢みたい









誰かに想われるなんて初めてだからどうしていいか分からない…




私は屋敷を飛び出して、ある人の元へ向かった

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