20話 ページ22
無一郎くんが帰ったあと、
しばらく私は顔の火照りが収まらなかった
ふと窓から外を覗くと、とても気持ち良さそうな天気だった
A(良い天気だな〜、外に出たい…)
A「あ、しのぶさん!外に出てもいいですか?」
胡「だめです。Aはまだ怪我が完治していないんですから。」
A「え〜、せっかく良い天気だから外に行きたいのに…」
胡「縁側だったら良いですよ。無理をしないでくださいね」
ありがとう、と伝え縁側に座った
日差しもちょうど良くて、なにも考えなくて良い気分になる
今は嫌なことも忘れてしまう、そのくらいの天気の良さだった
?「A?なぜここで寝てるんだ。起きろ、A」
頬をペチペチと軽くたたかれて私は目を覚ました
A「…?あれ?…小芭内?どうしたの?」
伊「Aの様子を見にここへ来た」
A「えっ!そうなの?私は元気だよ〜!あ、小芭内、あの時助けてくれてありがとね。今、私が生きているのは小芭内のおかげだよ。」
小芭内と話すのはすごく久しぶりな気がする
あの時、私が告白してから気まずくなってしまっていた
というより、小芭内が私のことを避けているような感じだった
伊「怪我の具合はどうなんだ。重症だったようだが、見る限り治ってきているようだな」
A「うん、だいぶ良くなったよ」
大丈夫だよ、と言ったあと小芭内は、はぁとため息をついた
伊「Aは昔から無茶するからな。いつも心配ばかりさせる。もうちょっと周りの奴らのことを考えたらどうだ。俺がどれだけ心配したか…」
A「うっ……ごめんなさい…」
しゅん、と反省をしていると小芭内はふいに、私へ問いかけたのだった
伊「……A、時透のことをどう思っているんだ?」
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Rio(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださって嬉しいです!遅くなってしまうかもですが…更新頑張りますね(^^) (2020年10月27日 23時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年10月27日 22時) (レス) id: 96f0590609 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 零葉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^)期待に添えるように頑張りますね! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
零葉 - やべぇめっちゃドギマギハラハラするぅ(((更新頑張ってください! (2020年6月9日 0時) (レス) id: 6279a5e4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rio | 作成日時:2020年3月24日 23時