夢の醒まし方

39 ページ39

.




4人だった僕達が3人になって、2人になった


神様はあの時間に留まることを許さず、
巻き戻すことも許さず、皮肉にも時間は１秒１秒確実に進んでいった









「五条先生、外なんて眺めてどうしたんですか」

「んー？いや、今日は雨だなって思って」

「…何ですか急に、気持ち悪いですよ」

「えーっ！辛辣だなぁ、恵は」


「せんせー！！おはよ！」

「お！おはよう悠仁」

「なに伏黒、またこの五条先生(バカ)キモい事してたの？」

「雨見て黄昏てた」

「うっっっわ！キッショ！
無理無理、朝からやめてよねそういうの」

「も〜野薔薇も冷たいんだから」





.

40→←38

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す