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立花「これは何ですか？」
川口「暗証番号を郷田専務と
吉田さんに伝える為に私が書いたメモです」
立花「なぜ4桁の数字が2つあるんですか？」
川口「この2つの数字を
足した数が暗証番号ですので」
立花「では… 開けてみてください…」
川口「はい…」
そして川口社長は金庫の前へ…
ピッ！ ピッ！ ピッ！ ピッ！…
ビーッ！
川口「あれ？」
ピッ！ ピッ！ ピッ！ ピッ！…
ビーッ！
川口「あれ？」
ガタッ！
川口「これは私が設定した
暗証番号になってませんよ」
立花「間違っていませんか？」
川口「そんな事ないですよ！」
立花「その番号は何番ですか？」
川口「“6859”です」
吉田「っ？！」
立花「“6859”？」
立花先生はメモの所へ行き…
立花「証人はこのメモの書かれた数字を、
“5612” + “1247” と認識していたんですね？」
川口「はい」
立花「繰り返しますが、
この金庫は被告人と郷田専務から、
事件当時 使用していた暗証番号を聞き、
同じに設定しています」
立花先生が金庫の暗証番号を押すと…
ピッ！ ピッ！ ピッ！ ピッ！…
ピピピピ！… ガチャッ！
「「「っ？！」」」
ザワザワ！…
立花「実は、被告人と郷田専務は、
この暗証番号を“6259”と覚えていたんです、
なぜでしょうか？」
川口「っ？！」
立花「それは証人が書いた
“5612”の“6”という数字を、
“0”だと勘違いして、
足し算していたからです」
川口「っ…」
立花「証人は暗証番号を“6859”と設定した、
“6259”と覚えていた2人に、
金庫を開けられるはずがありませんよね？
つまり、当時この金庫を開ける事が出来たのは…
証人である川口社長… あなただけなんです」
川口「っ…」
立花「事件当日あなたは、
大阪行きのチケットは購入したけど、
実際には出張には行ってないんじゃないですか？」
川口「…」
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nanami(プロフ) - 5star★さん» コメントありがとうございます┏○)) 流行りに乗っかって書いてみたのですが面白いと言ってもらえて嬉しいです(*^^*) 頑張って書かせていただきます！ そちらの小説も続きが気になりますo( ^-^ )o お互いに頑張りましょうね(*^^*) (2022年1月31日 2時) (
レス) id: 1cddd1604f (このIDを非表示/違反報告)
5star★(プロフ) - 99.9ー刑事専門弁護士ー真実を追う者と恋愛の神様３ とても面白いです！これからも書いてください！後、もしよければ私のも読んでみてください！ (2022年1月27日 16時) (レス) @page23 id: c0c9645639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanami | 作成日時：2022年1月26日 1時
